久住との対戦 ページ14
伊吹「クソッタレ……」
車に乗りながら久住を捜す私達。
伊吹「___いた!!!」
伊吹が指を指したのは川に浮かんでる屋形船。
九ちゃんが車を止めて後ろの扉を開く
志摩「行ってこい!!」
伊吹「行ってくる!!」
「全力だぞー!!」
伊吹「おうよ!!」
伊吹が走り去ったのを見届け、私と志摩さんは自転車を準備する。
「久しぶりジャーン」
志摩「コケんなよ。」
「わかってますって!」
私達は全力で自転車を漕ぎ、
屋形船から橋を伝って上がってきた久住を追いかける。
志摩/山本「久住ぃいい!!!」
久住が階段を降りてまた道路を走る
「あわわわわわわわ」
階段を自転車で降りるとかマジで意味わかんねぇわ!!
久住が逃げた先は九ちゃんがメロンパン号で待ち伏せ。
志摩「久住!」
九重/山本「久住!!」
久住「しんど。」
志摩「久住。投降しろ。」
この下には仁王立ちで屋形船に乗り、待ち構えている伊吹がいる。
久住「あーあ。」
そう言って久住は橋から飛び降りて屋形船の上に乗った。
久住「後ろ。危ないんとちゃう?」
伊吹「はぁ?」
久住「来とるよなぁ?橋。」
伊吹「……おい。」
どんどんと近づく橋。
まさか……
伊吹「久住避けろ!!」
《ゴンッ》
鈍い音が辺りに響き渡る。
橋をくぐった屋形船の上には頭から血を流して倒れた久住。
「九ちゃん!救急車……!!」
九重「はい!」
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作者名:みく | 作成日時:2020年9月9日 19時