怖いと評判の課長とmake love。【SUHO】 (ページ8)

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この状況を、どう回避すれば･･･？

私は課長のことを話そうと思って飲みに来たのに、この場に話題の張本人がいるとは、どういうことでしょうか。

SH「私はペクさんが思ったよりも強い方だとは言いましたが、こういう意味ではありません。仮にも女性なんですから、気をつけてください。」

「･･･はい、スミマセン。」

なんで飲み会の場で怒られなくちゃならないわけ？
私にプライベートはないって？

やっぱり、課長は嫌いだ。

さっきまでいい人だと思って、嫌いじゃなくなってたのに･･･。

BH「まあまあヒョン！Aちゃんもそんな毎回怒られたら気疲れしちゃうし、今日くらいはいいじゃん！俺もチャニョラもいるし！」

ナイスベッキョン！といわんばかりのフォローを先輩がしてくれた。

心の中で激しく同調した。

SH「お前らだから心配なんだ･･･。それに、俺は怒ってない。指導をしてるんだよ。」

課長は頬杖をついて、そこから目だけ私を向いた。

ひぃぃっ･･･、怖い。

なにが指導だ。毎回私を呼び出して、どうでもいいことにまでケチをつけるくせに。

この前、ちょーっと短いタイトスカートを穿いただけで会社をなんだと思ってるんだって言ってきたのをまだ根に持ってるんだからな！

「･･･そういえば、ベッキョン先輩と課長は随分親しい仲のようですね？」

話を逸らすため、前から気になってたことを言う。

BH「ああ、俺ら高校の先輩後輩なんだ。」

「え、そうなんですか！」

BH「もっと言えば、うちの会社に他に何人か同じ高校の人がいるんだー。」

「す、すごい偶然ですね！」

課長の口調の崩れ方といい、先輩のヒョン呼びといい、原因はこれか。

だとしても、まだ高校時代の課長を知ってる人がいるなんて･･･。

まあ私も、なんとなく想像はできるけど･･･。

横目で課長を見れば、真っ赤な顔の課長が目を閉じて座っていた。

「か、課長･･･？」

BH「あ、そうだ！ヒョンお酒に弱いんだよな～･･･。のませすぎちゃった。」

あちゃーって顔してるけど、結構やばくない？

BH「ごめん俺チャニョラ運ぶから、Aちゃんは課長を送ってもらえる？」

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