怖いと評判の課長とmake love。【SUHO】 (ページ4)

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「あ、先輩おはようございます！」

CY「あーおはよー。」

会社に入る途中、前に歩いていた先輩に走っていって挨拶をした。

ファッションメーカーということもあり、社内での服装の制限はないためラフな格好のまま二人で社内に入っていく。

季節は冬ということもあり、中のあたたかさが心地よい。

CY「昨日は結局、何時まで残ってたの？」

エレベーターが下りてくるのを待ってる間に、そんなことを質問された。

「あー、8時くらいでした…。」

家に戻ってきたのが8時半で、メイクを落としてすぐに寝てしまった。

CY「うひゃ～…、すごいなあ。俺も見習わなきゃ。」

エレベーターのドアが開いて二人で乗ってドアを閉めようと思ったら…

『二人ともおはよー！』

「ベッキョン先輩…おはようございます…。」

チャニョル先輩の同期であるベッキョン先輩が、ドアが閉まるのを阻止した。

そしてこいつが…書類の部数を間違えた張本人であり、私の教育係である。

あー思い出しただけで腹立つ。

CY「べクおはよー。」

BH「なあチャニョラー、今日飲みに行かない？」

CY「また？おととい行ったばっかじゃん…。」

BH「いいじゃんー…。あ、Aちゃんも！」

「え！？い、いや！私はお酒強くないので…。」

なんて、笑ってごまかしてみる。

けど、実際頭の中はそれどころじゃない。

今日はデザイン案を残って考えなきゃいけないのに。

BH「俺は、酔いつぶれたAちゃんもみてみたいけどな～。」

ニコニコしながら先輩は私をみる。

CY「！？だめだめ！阻止！俺も行くから！」

BH「お前は来ないんだろ？」

CY「やっぱ行く！」

BH「じゃあ三人でいくか～。」

「え、ちょ。」

ここで丁度よくドアが開いてベッキョン先輩はスキップしていってしまった…。

「ちょっと…」