次の日の学校のHR ページ6
クラスから生徒会役員を決めることになった
この学校では投票などではなくクラスごと決めるシステムらしい
しかもなかなか複雑で
生徒会の定員は決まっていて8名
3学年合計で8名いないとダメらしく
3年生2人
2年生2人
今のところ4名しかいないので
今年の1年生からは4名出すことになっている
つまり去年の生徒会役員の3年生が4人で抜けた人数の穴埋めという訳だ
いやいやバランス悪いだろ
3年に1度の可哀想な代が私たちだったようだ
そして私の学年は2クラスしかないので1クラスから2人出すことになる
決め方は推薦式で紙に推薦したい人の名前を書いて集計する方法だ
クラスの人の名前がわからないので白紙で出した
良いのか悪いのか
めんどくさいものをクラスの浮いてる人に押し付けたい男子
生徒会という肩書きに自分の王子様を入れたい女子
その男女の解釈違いからか
先生「はい、うちのクラスからはカンAとチョンジョングクを生徒役員に出します。」
教室内がざわつく
私が推薦されるのは少し予想されてた
押し付けたいだろうなってその気持ちも分からなくもないし
チョンジョングク…？
ジョングク君？
まさか、まさかこんなところで一緒になるなんて思わないって
「2人、前に出てきてください」
現実味が湧かないからだでよろよろと黒板へ向かう
そしてもう1人こっちに向かって歩いてくる人物が
その存在を認知した瞬間、息が止まった
容姿端麗という言葉が似合うに尽きる
長い足に小さい顔
つやつやの髪
整った顔
キメが細かい肌
伏せられたまつ毛から覗く瞳はとても綺麗で
吸い寄せられたようにその瞳から目が離せない
そのままパチッと目が合う
その瞳があまりにも妖艶で
昨日とは違う意味で顔が熱くなるのを感じる
「じゃあそれぞれ一言」
「カンAです。よろしくお願いします。」
「チョンジョングクです。なったからには頑張りまーす」
何それかっこいいんですけど
彼が冗談ぽくファイティンポーズを作るとそれだけで歓声が上がる
私との温度差やば
確かに見た目は月とすっぽんだ
こんな真反対な人とやっていけるのだろうか
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 285人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あまみや(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます！生徒会いいですよね…わたしもジン先輩の靴を舐めたいです！！ (2022年5月7日 12時) (
レス) id: a7903fd5a7 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - めちゃくちゃお話が好きです！これから生徒会みんなの絡みが楽しみです！更新頑張ってください！ (2022年5月7日 0時) (レス) id: 373120d77d (このIDを非表示/違反報告)
あまみや(プロフ) - 早乙女さん» コメントありがとうございます！うえーん嬉しいお言葉で泣いちゃう…夢主ちゃんにはこれからもがんばってほしいものですね(お前がな) (2022年5月4日 16時) (レス) id: a7903fd5a7 (このIDを非表示/違反報告)
早乙女 - めっちゃ好きです…！私も昔太っていたので共感できるところが多くて面白いです！夢主ちゃんがんばれ！ (2022年5月4日 16時) (レス) @page34 id: 232691f6aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あまみや | 作成日時：2022年2月24日 21時
