私を掠めるあなたの声 ページ24
ジョングク君に話振らないで
困っちゃうじゃん
そんなに仲良くないんです、彼と
急に名前を呼ばれた彼はきょとんとした顔でこちらを一瞥した
それと同時にさっきまでジョングク君とお話してた1組の子達もこちらに視線を向けてきて
ゔっ…視線が刺さる
ソクジン先輩は、そろそろ時間かなと言いながら前に行ってしまった
気まず過ぎる…
ここに残される私の気持ちも考えてください
そろそろ会議が始まることを察したジョングク君はおしゃべりのために移動していた椅子をこっちに戻してきた
あ、ちゃんと仕事とプライベート分けるタイプなんですね、すき
長机に2人で座っている状態
「Aさんさっきジン先輩と何話してたの？」
ソクジン先輩が前で話している中、こっそり私に話しかけてきた
「え、うーん普通の話？」
「なにそれ笑」
くすっと微笑んでくれるので
こっちも自然と口角が上がる
「あ、笑ったね今」
「あ、え？あ、えっと…」
気づかれてた恥ずかしすぎる死にたい
「Aさんは笑った方が似合う」
え、なにそれ
今全部ジョングク君に魂持ってかれた
頭がショートして
顔が赤くなって俯く
そしたら、ジョングク君が
ん？なんて顔を覗き込もうとするから
「…待って、！…だめ……！」
手で顔の前にガードをつくる
「えー、なんで」
見せてよ、ね？なんて私の覆ってる手に自分の手を重ねて退けようとしてくる
熱かったのに彼に触れられてさらに体温がぶわっと上がる
私の手をすっぽり覆うような大きい手
触れてるところから伝わる男の人特有の骨の角張った感じとか
ジョングク君の体温が直に伝わってくる
触れる手つきは優しくて
「………ごめんなさい無理です無理です無理です(小声)」
「あ、ごめん」
と言うとスルッと簡単に手を離した
「…え、」
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あまみや(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます！生徒会いいですよね…わたしもジン先輩の靴を舐めたいです！！ (2022年5月7日 12時) (
レス) id: a7903fd5a7 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - めちゃくちゃお話が好きです！これから生徒会みんなの絡みが楽しみです！更新頑張ってください！ (2022年5月7日 0時) (レス) id: 373120d77d (このIDを非表示/違反報告)
あまみや(プロフ) - 早乙女さん» コメントありがとうございます！うえーん嬉しいお言葉で泣いちゃう…夢主ちゃんにはこれからもがんばってほしいものですね(お前がな) (2022年5月4日 16時) (レス) id: a7903fd5a7 (このIDを非表示/違反報告)
早乙女 - めっちゃ好きです…！私も昔太っていたので共感できるところが多くて面白いです！夢主ちゃんがんばれ！ (2022年5月4日 16時) (レス) @page34 id: 232691f6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまみや | 作成日時：2022年2月24日 21時
