愛されたがり遊び人【黄 瀬】【黒 子のバスケ】

21話 ページ22

黄 瀬side









電話はAからだった









驚いて心臓がどこかにいきそうだ。












1回深呼吸をして









電話に出た









貴【…り、りょーたぁ】









っ！？








声…エ、ロっ







黄｢ど、どうしたんすか｣









貴【さっき女の子と、やったんだけどね…全然気持ちよくなくてね、それで……あの……






ひと、りで…してたの…りょーたの事…考えながら…】









黄｢へっ？！？！！｣










変な声出た…




え、つーかまじ？え、本当に？





え、え、ちょ…まってまってまって









貴【でも、やっぱり…ひとり、やっ…

りょーたぁ、しよ…お願いっ…い、いま、からぁ

我慢、できないっ…】









我慢出来ないのはこっちっすよ………っ！









黄｢す、すぐいく！！｣









親に無理言ってAの家に向かった




ついたら、そこには頬を赤くしながらベッドでうずくまるAがいた










泣いてる…？









黄｢Aっ…貴｢や、やる前に、…聞きたいことがある…｣





ベットにうずくまるAの上に の し かかると枕で顔を隠してそう言った







黄｢…なに？｣









貴｢わ、俺、分からない…。愛って何？
俺、好きが愛に変わるのがすごく不安だった。でも…涼太は、もう好きだけじゃやだ…

もう涼太以外を好きになれない。
涼太にも俺以外を好きになって欲しくない…

これって、愛、…かな？愛って辛いのは分かってたけど、俺の知ってるこはこうゆう辛さじゃない…

こんな感覚初めてでわかんないよ…っ｣









黄｢何がAにあったのかわからない…っす。でも、

俺の考える愛は辛いものだけじゃなくて


お互いの幸せを願えるそうゆう事だと思うっ。









俺はAには幸せでいて欲しい。笑っていて欲しい。
好きなんて言葉じゃもう伝えられないくらいに



俺は、Aの事“愛してるよ”｣

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