オキザリス〜決してあなたを捨てない (ページ7)

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駿佑side

俺が挨拶した後に感じた威圧感はとても懐かしかった

初めて結輝に来た時にみんなが出していた威圧感と一緒

そして、自分でもやった記憶がある

目の前にいる風雅君に信じてと言うには早い気がした

だって、、、、、誰だって裏切られてまた信じろって言われたって無理でしょ笑

俺はせっかく来てくれた彪太郎を紹介した

駿「風雅君俺から紹介したい人がいるんだ
・・・・・こっちおいで
この子は俺の血は繋がってないけど家族なんだ。
彪太郎、自己紹介して」

彪「おれ、俺の名前は岡崎彪太郎
今は小学4年生
風雅君と同じ両親に捨てられちゃった」

風「、、、、、俺の名前は大西風雅
今は小学６年生
俺と一緒なの？」

彪「うん、お母さんもお父さんもみんな俺のこと嫌いなの笑
まぁー、理由はわかるんだけど」

風「どうして？」

彪「俺実は、、、二重人格なの
でね、もう1人の俺はちょっと怖いからね
みんな気味悪がって、俺のこと嫌いになったんだ」

風「お、おれも！！！
俺も実は生まれつき右足がないんだ
ほら、、、」

風雅君が彪太郎に見せた足は確かになくて、義足が合わなかったんだろうか
所々膿んだ後があったり傷がついていたりした

これから風雅くんにあった義足作ってもらわないと。

その後風雅君と彪太郎は仲良くお話しててくれて、その間に俺は退院に関する書類をはじめ、施設についてなどをまとめた

駿「よし、これでOK！
じゃあ風雅君、一緒に帰ろっか」

風「、、、、、彪太郎も？」

彪「もちろんだよ
今はね俺の弟とお兄ちゃん2人帰ってきてるから紹介したあげるね」

風「じゃあ行く」

やっぱり俺のことは信用なしみたい笑

でも、大丈夫

俺が頑張ればいいんだから