オキザリス〜決してあなたを捨てない (ページ35)

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お母さんがもう一個の俺の足を切ろうとした瞬間

目の前に光が漏れて

その光が強くなって、、、

あぁ、神様が迎えに来たんだって思ってた

でも、来たのは神様じゃなくて、警察だった

もともと俺の両親が虐待をやっていることは勘づいていたらしい
けど、俺の家を尋ねる度に中は綺麗だったみたいでなかなか証拠がなかったらしい

俺はその時、地下でお父さんにやられていたから気づかなかった

そのまま俺は救急車で運ばれて、大量出血だったけど一面を取り留めたらしい

それからおじさんと出会って、今は幸せだよ
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謙杜side

駿「俺の過去はこれぐらい
あーあ、なんか久しぶりに思い出しちゃったなぁ笑」

みっちーはみんなに過去を教えたあとも笑顔でいた

・・・・5人の前では

5人はあまりの壮大な過去に驚きが隠せなかっだと思う

自分達だけだと思っていたはずが、同じ思いをしていた人が職員だったから

5人はみんな泣き目で話を聞いていて、話終わった瞬間みんなでみっちーに抱きつきにいった

うわぁぁぁ、これから拓哉の過保護酷くなっちゃうかなぁーっとか、風雅なんてごめんなさいってちゃんと謝れてた

その後5人は一人一人みっちーとちゃんと話して泣き疲れて寝てしまった

それぞれ運べる人がみんなをベットに運んで

全員で話す時も、みんなと触れ合う時もずっと手が震えていたみっちーの所へいった

康「みっちー、、よう頑張ったな」

駿「・・・・・・ｸﾞｽｯ、んひっく、、ｸﾞｽｯ、、ｸﾞｽｯ
うわぁぁぁんｸﾞｽｯ泣」

頑張ったな

この言葉にはさっきのこと、過去のこと、色んなことが混ざってると思う

たったその言葉。その言葉だけでみっちーはみんなに囲まれて殻が破れたように泣き出した

それを必死に受け止める康二くん

遠くから見守る丈橋

みっちーを慰めるようにして背中を叩く恭平

同じように泣きじゃくる大吾君

その横で優しい目で見つめる流星君

そして、、、みっちーの頭を撫で続ける俺

これがいつもの光景

みっちーはそのまま康二くんの膝の上で抱き着くようにして眠った

康「みっちー、、、おつかれ
よく頑張りました」

この言葉を眠る寸前のみっちーに贈って