オキザリス〜決してあなたを捨てない (ページ34)

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最近夢に出てくるのはそこの記憶かなぁ

暗い光もない暗闇の中でまだ小さい俺は必死に耳を抑えてグッと顔を膝の中に入れて体育館座りでお母さんの怒鳴り声、俺を求めてる複数の足音

もう怖くてしょうがなかった
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駿「そして、、、、
俺の足、、、見た方が早いか」

そう言って俺はみんなの前に足を出して長袖を捲った

4人/風以外「え、、、、、つ、、」

駿「俺な、、、、足ないねんｸﾞｽｯ
今まで黙っててごめん
俺が足を無くしたのはo」

謙「それ以上言わんでええ！！
もうええから、、もうええ
十分5人には伝わったから
だから、、、これ以上は思い出さんでええ」

駿「なが、、お、、、
でも、、みんなにちゃんと言わんと」

謙「もうええのｸﾞｽｯ
俺には十分伝わったから
みっちーがどれだけ辛かったか、
みっちーにどれだけ負担が襲ってたのか
みっちーがどれだけ生きるのが辛かったかｸﾞｽｯ
わかったから、、ｸﾞｽｯ
足のことは言わんでええ、、ｸﾞｽｯ
じゃないと、、皆も俺も、、たえきれねんｸﾞｽｯ」

駿「でも、、、ここまで言ったんだからもうこれを言っても変わんないよ
5人はどう？ちょっとさっきの話しは怖かったよね」

拓「俺、、ちゃんと最後まで聞く
本当は駿の足になんかあるんじゃないかなぁってずっと思ってた
でも、駿がずっと言わへんかったから、、、気づいてないふりしてた」

斗「俺も、、、、ちゃんと聞く」

駿「だってよ、、長尾
思ってる以上にみんな強いみたいだよ
長尾が1番弱いんじゃない笑」

謙「みっちーはええん
言って、これから後悔せいへんの」

駿「今から言うことで嫌いになったら、そんときはそんときで俺はちゃんと考えるからな」

駿「みんなええよね？」

5「うん」

駿「俺の足はな

お母さんに切られたねん」
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あの時お母さんは狂ってた

後から聞いたんだけど、お母さんは禁止されてる薬を使っていたらしい
だからって許せる訳ちゃうんやけどな

お母さんはいつも通り俺を叩いたりしてたんやけどな
ふと、俺の足みて

「お前の足綺麗やな
私にちょうだい！」

一瞬何言ってるんやろって
冗談やろそれは
って思ってた
けど違った

お母さんはそのまま包丁を取りにいって、必死に逃げてる俺を捕まえてそのまま、、、、

感じたことがないぐらい痛かった。
死にたかった
これで死ねるならやっと楽になれるって思ってた

でも、違った