オキザリス〜決してあなたを捨てない (ページ28)

今日:5 hit、昨日:38 hit、合計:25,137 hit

・琉巧ページ28

俺もね、拓哉君と一緒で普通の家庭だったんだ

ほんとにごく普通だよ

みんなでお出かけしたりー、ご飯食べに行ったり、旅行したりしてた

でもある日

その日は俺の誕生日だった

家族みんなでご飯食べに行った。

俺の大好物のものを食べに行って、その時に誕生日プレゼントを貰ったり、特別な日になった

でも帰る途中

ちょっと暗かったけど、前はちゃんと見えていたはずだった

・・・・・・はずだったのに

信号で止まっている俺達の車に目の前からトラックが突っ込んできた

一瞬だった

急に光が眩しくなって、目をつぶった瞬間から記憶がないんだ

目が覚めたら病院の天井で、横には駿兄のおじさんがいた

そこで、家族みんなが事故のことと家族のことを知った

衝撃だった

俺の誕生日の日に全て消えていったことが

何回も思った、なんで俺だけ生きてるんだろうって

でも、駿兄のおじさんが助けてくれたんだ

俺が前に進めるまで一緒にゆったり隣を歩いてくれた

辛い時はちゃんとそばにいてくれて、嬉しい時は一緒に喜んでくれた

でも、ある時から駿兄に変わった

最初はまた全て崩れ落ちるきがしてたんだ

けど違った、やっぱり駿兄とおじさんは血が繋がってるんだなぁーって思わせてくれた

俺が復讐に全てが包まれるのを防いでくれたのは駿兄とおじさんなんだ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

風「そうなんだ、、、
みんな一緒」

恭「そうやで、みんな一緒になの！
一心同体？ってやつやろ」

謙「なんか違う気もするけど、、
まぁー、みんな同じ辛さをしてる
もちろん怖いことや進まなきゃ行けない時だってあるけど、俺達、みっちー、康二くんがいるんだから
頼ってなー」

拓、彪、斗、琉「はーーーい」

風「おれ、でもみんなは信じられない」

恭「それでもええんや
すこーしずつ進めばええ！」

なにわ「ただいまー」

拓「あ、帰ってきた！！！」

流「ただいま
え、なんかみんな雰囲気違う？」

斗「みんなでな、もっかい自分のことについて話したん
結構スッキリすんで！」

彪「うん、俺もスッキリした」

駿「うわ、大吾君、もう泣いてるんですか？」

大「なんか、みんな成長したなぁーってｸﾞｽｯ泣」

琉「はぁーあ！スッキリしたらお腹すいてきたー」

和「よっしゃ！俺が作ってやるで〜」

丈「お願いしまーす」

俺はまだみんなに過去のことは言えてないけど、、
いつか言えたらいいな