オキザリス〜決してあなたを捨てない (ページ13)

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彪太郎診察丈一郎

丈「とりあえず彪太郎見ていくでー」

彪「はーい」

丈くんはお医者さんモードになると一気に顔が変わる

診察している時の丈くんは誰が見てもカッコイイんだ！

丈「はい、OK！
前よりも元気そうやな」

彪「俺、最近ご飯もちゃんと食べてるんやで
駿が食べなさいって」

丈「いい心がけやで
まぁー、問題はここやな」

そうやってじょうくんが指したのは、裾がまくってある所にある腕の傷

彪「今日また彪が出てきたん
昨日は駿と約束して出てこないようにしてたんに」

最近、俺はこの病気を改善するべくコントロールできるようにしている

たまーに出てこないとためやけど、ある程度自分で制御できるようになれば今よりも楽になるって和也くんが

だから駿と毎回約束してコントロールの練習してたのに
昨日は彪が出てきて部屋のカッターで俺の枕や腕をギタギタにしてしまった

丈「でもコントロールの練習してはるんやろ
いいことやん
でも、、、自分を傷つけることだけはしてはいけないよ」

彪「わかってる、、、けど記憶ないねん
怖い、、俺の知らない俺がいつ人を傷つけることがあるか」

丈「そうならないためにみんながいるんやろ
大丈夫！きっと治る
なんなら俺が彪と仲良くしてみるか笑
まぁー、とりあえず自分の部屋の尖ってるもの今のうちに駿の部屋に持ってきー」

彪「うん、ありがとう」

丈「今日は俺と寝るか？
なにわみんなでここ泊まるから」

彪「でも、駿と寝る予定だった」

丈「あー、駿なら今日はちょっとお話したいことあるみたいだから謙杜達と寝るみたいやで」

彪「大丈夫？」

丈「うん、あの駿やで笑
よし、じゃあ一緒に寝るか！」

彪「うん！
じゃあ片付けてくる」

丈「じゃあ次拓哉呼んできて」