・診 ページ12
斗亜診察 大吾
斗「俺最近調子ええねん」
大「そりゃー良かった
まず普通の診察するな｣
大吾くんは俺の胸の音を聞いたり、喉を見たりした
大「よし大丈夫そうだね
じゃあ耳みるね」
斗「・・・また聞こえないよ」
大「大丈夫(ニコ」
凄いよなぁー
大吾くんの笑みには優しさが混じってる
俺は大吾くんに補聴器を渡した
ここからは手話の会話に
大吾(どう？耳痛くない？)
斗亜(うん、痛くない)
大吾(じゃあ耳触るで)
大吾くんの手が耳へ近付いた
俺は元々耳を触れるのが嫌い
昔難聴のことで虐められた時、親にも同級生にも無理やり耳から補聴器を取られたせいで炎症を起こしてしまった
それがトラウマで今でも耳に補聴器の何かが触れると一気に恐怖心が湧いてしまう
それをわかってて大吾くんは俺の手を診察中は片手で握ってくれている
今日もそうだった
いつもより長い診察に恐怖心が芽生えてきてぎゅっと手を握ってやめてもらう
すぐに大吾くんは辞めてくれてそのまま補聴器をそっとはめてくれた
大「大丈夫そうだね」
斗「うん」
大「・・・よく頑張ったね」
斗「ｸﾞｽｯ、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」
大「あーあーあ、泣いちゃった笑」
斗「ﾊｧ、ﾊｧ、大吾くん」
大「よしよーし
もうほんま可愛ええなぁー
あ、明日実はなにわみんなoffやねん
どっか行く？」
斗「駿も？」
大「もちろん！
俺たちだってみっちーのこと大好きやもーん」
斗「俺も好きー」
大「ふふ
つぎはー、琉巧かな
呼んできて」
斗「はーい」
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ゆーか - このお話面白いです!これからもお願いします。 (2022年10月27日 16時) (
レス) id: 9c542e42dd (このIDを非表示/違反報告)
駿愛 - 早く新作読みたいです。 (2022年10月9日 13時) (レス) id: b84b602ecf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほっしー | 作成日時：2022年9月8日 22時
