オキザリス〜決してあなたを捨てない (ページ11)

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丈一郎side

斗「いやー、食べた食べた
よし2階h」

大「とーあ！！！
今日は斗亜からやるから」

琉「やっぱやるんだ」

丈「当たり前やろ
病院に行ってないんだから検診ぐらいさせてや」

拓「わかってるって」

風「ねーねー、彪太郎
今から何やるの？」

彪「ん？あーあ風雅は初めてだよね
今から検診って言って身体に異常がないか確認してもらうんだ」

風「痛い？」

彪「え？全然痛くないよ
あーでもね丈くんは顔がうるさいからなぁー笑」

丈「誰が顔うるさいねん
初めまして、俺はなにわ男子の藤原丈一郎です」

風「・・・」

丈「大人なんて信用してない
・・・・って思っとるやろ笑」

風「ｯｯなんで」

丈「そんなもん顔見ればわかるわ
俺だって医者やで」

風「大人なんて結局裏切る。都合が悪くなったら殴るんや
みんな同じ」

丈「うーん、そうとは限らんと思うけどなぁー」

風「そんなのわからんもん」

丈「じゃあ一旦俺のこと信用して見いひん？
それでもし俺が裏切ったらその時は嫌ってくれてええ」

このことは賭けだった

でも少しでもみっちーの役に立ちたかった

風「・・・いいよ
俺、丈くんのこと信用する」

丈「お、いいねーその調子
じゃあ診察室行くで」

俺たちは施設内にある診察室へと向かった