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頑張らなくていい ページ11

Aside

最近誠司の調子が上がらないみたい。


若手の子達も増えてきてどんどん焦りが増してるし、

こういう時なんて声かければいいかなんて正直わかんない。

でも私まで暗い顔してると誠司が心配しちゃうし、

もうすぐ誠司帰ってきちゃう。


誠司「ただいま」


『おかえりなさい!』


誠司「先お風呂入るな」


『わかった。もう溜まってるからゆっくり入ってね!ご飯準備しとくね。』


誠司「ありがとう」


いつも通りできてたかな?

誠司やっぱり元気なかったな。無理してないといいけど、

もうすぐ上がってきちゃうからご飯の準備しないと


誠司「上がったで」


『おかえり』


誠司「今日のご飯何?」


『今日はね肉じゃがにしてみたよ!味しみてるかわかんないけど笑』


誠司「Aの作るご飯はなんでも美味しいよ。」


『ありがとう笑』

こういう時でもちゃんと言ってくれるから嬉しいんだよなぁー


『誠司お話があるの』


誠司「なん?」


『誠司はさ今すごく頑張らなきゃって思ってるでしょ?』


誠司「うん」


『それはさ誰でもこの状況だと焦るし、人一倍努力すると思う。私だってライバルがいっぱいいたのに、誠司に振り向いて貰うために頑張って努力して、今こうして誠司と一緒にいる。』


誠司「そうやね」


『でもさ頑張りすぎもよくないと思う。なんにも分からない私に言われたらイラッとするかもしれない。でもたまには息抜きも必要だと思う。ずっと思い詰めたままだといつか誠司が壊れちゃう。私はずっと誠司に笑ってて欲しい。野球が出来なくなっても、誠司が笑顔でいたら、私はそれでいいよ。それだけでいい。』


誠司「そうやんな。俺ずっと後輩とか沢山出てきて焦ってた。なかなか成績も上がらんし、自分の納得いくプレーができてなかった。俺Aがおらんやったら、きっと永遠と同じ事で悩んで、アホみたいにずっと同じこと繰り返しとったわ。ありがとう。」


『いいえ笑。誠司の力になれて嬉しいよ笑』


誠司「よし!初めからまた頑張って見るわ!」


『うん!』

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お久しぶりです。

なかなか更新できず申し訳ないです。

これからはちょくちょく更新していこうとは思ってますので暖かい目で見守っていただけると幸いです。

入り切らなかったので次に書きます。

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作者名:あかり x他1人 | 作成日時:2020年1月12日 2時

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