【TXT】営業部の貴方

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今日はなんて1日なんだろう

いつもとは明らかに違った。
このドキドキした感じ、イライラした感じ、恥ずかしかった感じ、嬉しかった感じ



いつもの私じゃないみたいだった。



それにずっと私に良くしてくれるヨンジュンさんの事が頭から離れなかった。
きっとそれは誰にでもしていることでヨンジュンさんからしたら当たり前のことなのだろう。なんなら私の事だって覚えていなかっただろう。

それでも嬉しくてドキドキした。








何よりいつもの私と違ったから嬉しかったんだ。



















ピコン


「ん？」

家に帰ってビールを飲んでいると、スマホが鳴った。
そこには"ボムギュ"という文字
電話がかかってきた。



BG「もしもし？勝手にかけてごめんね、ラナから教えて貰ったんだ。今日ありがとう。ヨンジュン先輩から聞いた。色々言われたみたいだったけど…俺のせいだ、ごめんAちゃん」



ボムギュってあんなふうに見えて意外とマメで優しくていいやつ。


「ふふふ、全然大丈夫だよ。営業部やっぱり大変そうでびっくりしたー」


BG「そうなんだよー今忙しくって…バタバタしてる」

「大変だね。明日からも頑張ろう」


BG「うん、頑張ろう。……あ、あの、Aちゃん、」



「ん？どうしたの？」


BG「お詫びに明日お昼奢るから、食べいかない？」

「え？！そんな事しなくていいんだよ！全然大丈夫だから、！！」


BG「させてくれ〜泣 ってことで明日の12時にロビーで！」


「ま、まってボムギュ…」










ということで明日はランチに行くそうです。



















BGside


「だああああー緊張した…」



SB「なんからしくないんだけど笑」


「俺らしくないわー、キモイよなーマジでキモイ」


SB「キモイけど言えたからいいんじゃない？」









Aちゃんのこと入社時から気になってた。

だけど部署も名前も何も分からずに時間は過ぎていった。
気づけば2年間ずっと想い続けてきてる。

だけどこの前に大学からの付き合いのラナの友達ってことが時期に判明した。



これはチャンスでしかないと思ったよね。

猛アタックすることにしたんだーーー。
俺らしくなくてほんとに気持ち悪い。




なんだけど…



あんなに遊んでた俺がこんなに誰かを一途に想うなんてさ。
Aちゃんって一体何者なの？

○ボムギュとのランチ→←･

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