【TXT】営業部の貴方

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「はい！！」

急いで受付の方に行った。
そこに居たのは



あのヨンジュンさんだ。



「ヨ、ヨンジュンさん…」


会いたかったけど何となく会いたくない気もするような人……。


YJ「おはよ、流石にもう覚えてくれてる？笑」

「そ、そりゃ覚えてます、当たり前です！！！」

YJ「そっか笑 あ、これ資料なんだけど、総務部にうちからちょっと渡したくてさ。」

「ありがとうございます。ヨンジュンさんがわざわざ？」

YJ「んー……たまたま用事があったから？」





「用事…？」

するとヨンジュンさんはグッと私の方へ寄り、








「彼女とかはいないんだけどね」






ボワッと顔が赤くなるのを感じた。
そして今とてもとても恥ずかしい。
だけど今とてもとても嬉しい。

何が起きているのか整理がつかないし、頭の中で色んなことが駆け巡る。




「へ…///」




YJ「ふふふ、やっぱおもろいねAちゃん、」


「からかわないでください！！！」


YJ「からかってないよ笑」


「はぁ…」


YJ「ごめんって。」





「……じゃあ、」


ヨンジュンさんがどんな顔してるのかなとか、ちょっと反応が見たくて、可愛く聞いてみよっかな。照れてくれるかな？なんて思ってみたりして。


「おすすめの鍋のお店、一緒に行かせて貰ってもいいですか、、？」


ヨンジュンさんはいつものように真っ直ぐ目を見て話さずになぜか1度目を逸らした。



YJ「あ、あー！一緒に行こうよ、」


と間を少し開けて言った。



効いてる？？？引かれた？？？泣





YJ「じゃ今週の金曜とかどう？」

「ぜひ！！！宜しくお願いします！」



YJ「うん、予約しとくね。じゃあ俺行くわ。わざわざ時間とってもらってごめんね、頑張って！」


「はい！！ヨンジュンさんも！！！」



















YJ side


最近なんとなく目に入る総務部の子。
よく動いてるし、頑張ってるし見た感じは好印象。

エレベーターで一緒になった時に俺が質問したらカチコチになっててビックリした。だけど媚び売って来ない感じとかもさらに好印象だったんだよね。


まさかのボムギュとスビンと仲良いとか聞くし？
ボムギュ絶対好きだろ？Aちゃんのこと。
俺が話してる時とか殺気が感じられる。本人は気づいてないんだろうけど
それはどっちでも良くて……





まぁそんなこんなで食事誘いに行って仕掛けたつもりなのに






「俺今結構やばかったな…」









久々に心臓がえぐられたようだった。

〇ご飯→←○気になる

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