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( Ryoji )
あんなに、奇跡を願ったのに。
あんなに、美菜は精一杯生きているのに。
「 永眠 」なんて言葉で、片付けられてしまう。
美菜は生きる。生きている。俺の隣で笑ってる。
、、はずなのに。
『 はぁ、、 』
口を開けば、こればっかり。
仕事行かな、とか、飯作らな、とか、なんにも出来ずに。
ただただ毎日が過ぎるのを待って、
ただひたすらに写真の美菜に話しかけるだけ。
紫「 父ちゃん、メシ、、 」
作ったで、って崇裕が持ってきてくれる。
コイツは優しい。 美菜の分もしっかり作って。
紫「 母ちゃん多分今頃、腹ぺこぺこで死にそうやと思うで？(笑) 」
はい、どーぞ。って仏壇に供えるチャーハン。
紫「 母ちゃんは生きてるよ、父ちゃん。 」
俺らのすぐ側におるし、なんやったら父ちゃんの一番そばにいっつもおったやん、って。
Aが美菜の写真を持って、ニコニコしてる。
大毅は今にも仏壇のチャーハンに手を伸ばしそうやけど、智洋が止めてくれている。
『 俺さ、仕事、、続けてもええんか？ 』
出張やらなにやらで海外飛び回るし、家にもしばらく帰って来れへん。
紫「 父ちゃんの行きたいように生きればええ。 」
黄「 そやで。 俺ももう成人したし、働けるしな？ 」
淳太が俺の肩に手をぽんと置いて、立ち上がる。
『 なぁ美菜。 俺、もっかいやってみるわ。 』
スーツを引っ張り出して、着て、カバン持って。
A「 ぱぱっ、 」
Aが足元に抱きついてくる。
『 A？ 父ちゃんしばらくおれんけど、ええ子にするんやで？ 』
A「 あ！ 」
わかったって言って、崇裕の腕の中へ。
大毅にも同じ約束をして、靴を履く。
青「 久しぶりにカッコええオトンやん(笑) 」
茶化すように流星が言う。
紫「 父ちゃん、スーツは似合うねんな 」
私服は似合わへんみたいやな(笑)
橙「 ほら、電車遅れんでっ！ 」
遅くなるかもしれんけど、って言って、家を出る。
久しぶりな外の空気が気持ちよくて、
『 美菜、俺のことだけ見とけよ？ 』
空に向かいながら言って、
『 うおっ(笑) 』
家の外にまで出て見送ってくれてるみんなに手を振ってから、
『 さて、、頑張りますか！ 』
美菜の笑顔をそっと胸の中にしまい込んだ。
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朋美(プロフ) - 了解です！ (2020年9月8日 21時) (
レス) id: c54de87983 (このIDを非表示/違反報告)
たこやき。(プロフ) - 朋美さん» 修正作業中のですので、もうしばらくお待ちください(･･;) (2020年9月8日 21時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
朋美(プロフ) - �兇諒�はなんで見れないんですか？ (2020年9月7日 17時) (レス) id: c54de87983 (このIDを非表示/違反報告)
たこやき。(プロフ) - ユアナさん» 今までにないリクエストだったので楽しかったです♪ こちらこそありがとうございました！ またお待ちしてますね(^_^) ありがとうございます、頑張りますね！☆ (2020年9月4日 20時) (レス) id: 7dde1dd149 (このIDを非表示/違反報告)
ユアナ(プロフ) - リクエストに答えていただきありがとうございました^ ^これからも更新楽しみにしております！たこやき。さんのペースで頑張ってください！ (2020年9月4日 1時) (レス) id: ddb8f497e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たこやき。
| 作成日時：2020年1月19日 23時
