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前途多難【4】 ページ5






『……天才が風邪引いたら、任務に影響出ると思うけど』



五条くんは私達1年の中で一番強い。
勿論夏油くんも硝子も強いけれど、やっぱり彼は桁違いだと思う。

それは御三家の五条と言うのを抜きにしてシンプルに五条悟は強いのだ。多分、私は何年かかっても彼に追いつくことは無いだろう。


五条くんは私の説教じみた言葉を聞いてくれないため息をついたあと、苛立ちながら共有スペースを出て行った。

怒らせたかな、ともう少し優しく言えるようになろうと少し反省すると、「おい」と後ろから声が掛かる。



「ん」

『……ん?』

「そこまで言うなら乾かせば?」

『……私が?』

「お前しかいねーじゃん」



差し出されたドライヤーを受け取ると、五条くんはコンセントが近くにある所に腰を下ろした。



『え、本当に私が乾かすの!?』

「そもそも四方木が言い始めたでしょ」

『そう、だけど』



私は暫くドライヤーを見つめてから、色々と諦めて彼の髪を乾かす事を決意した。

コンセントをさして電源をつけると、ブォッと温かい風が五条くんの髪を揺らしまくる。
自分だったらガシガシとやる場面だけれど、変なことをしたら倍返しになることが分かってるので、撫でるように髪をといた。




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雪狐 - ぴやァァァァァァァァァァァァァこれ好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ更新頑張ってぇぇぇぇぇぇぇぇん((Ki Mo I (2020年3月25日 5時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱぱ - 汚い言葉を使うことを許してください    ばかくそにおもろいやないかいっっ!!!! (2020年3月23日 10時) (レス) id: 84d164d6bd (このIDを非表示/違反報告)
ミコト - う、うおぉおぉお!!!!!!!続きがすごく気になる!!!!!!!更新頑張ってください!!!!!!! (2020年3月22日 2時) (レス) id: a84576bae2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:-naki- | 作成日時:2020年3月20日 21時

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