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前途多難【14】 ページ15





「任務お疲れ様です。呪霊の気配は消えました」



補助監督さんの言葉に興味無さそうな顔をする五条くん。
私は一応会釈程度に頭を下げて『ありがとうございます』とお礼を言ったが、補助監督さんは何も言わないで車に乗り込んだ。

冷たい。私以外の人間みんな冷たいよ。
ここは南極ですか?


まぁいいや、と車に乗り込もうとした私の肩をつまらなさそうな顔をしていた五条くんが掴む。



「俺達歩いて帰るから車要らない」

『え?』

「ほら行くぞ」

『ま、ちょ、』



運転席で吃驚している補助監督さん。



『ご、五条くん!どこに行くの?』

「池袋」

『……なんで?』

「あのまま帰ってもつまらないだろ。少しくらい遊んだって叱られねーよ」

『補助監督さんは叱られると思うけど』

「知らねーし」



俺達が命かけてんのに何とも思ってない奴なんか興味ない、と言ってのける五条くんは私の手を掴んで少しだけ前を歩く。

歩幅を合わせてくれているのか、彼の長い足はいつもよりも前に進まない。


他の女の子にこんな風に対応しているのか、と想像してちょっと傷んだ胸は、自業自得としか言えなかった。



『池袋行って何すんの?』

「ゲーセン行く」

『げーせん』

「プリクラ撮って夜蛾の机に貼る」

『怒られそうだけど面白そう。のった』




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雪狐 - ぴやァァァァァァァァァァァァァこれ好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ更新頑張ってぇぇぇぇぇぇぇぇん((Ki Mo I (2020年3月25日 5時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱぱ - 汚い言葉を使うことを許してください    ばかくそにおもろいやないかいっっ!!!! (2020年3月23日 10時) (レス) id: 84d164d6bd (このIDを非表示/違反報告)
ミコト - う、うおぉおぉお!!!!!!!続きがすごく気になる!!!!!!!更新頑張ってください!!!!!!! (2020年3月22日 2時) (レス) id: a84576bae2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:-naki- | 作成日時:2020年3月20日 21時

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