前途多難【12】 ページ13
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「五条と何があって今みたいになってんの？」
翌日の休み時間。不思議そうに聞いてきた硝子の問いに、私は特に何も無いのにああなったのと返してから、手元にあったパックのヨーグルトを啜る。
彼女は、ふぅん、と意味深に笑いながら、外での鍛錬が飽きて雨乞いの儀式をしている夏油くんと五条くんたちを眺めた。
「傑。雨乞いなら鈴とかいるんじゃね？」
「そんなものがあるわけないだろう。持ってきてないのか？」
「ない。無理じゃん」
「無理だな」
「やめだやめ」
ポイッと枝に白い紙をはりつけた枝を投げ捨てて、近くにあった木の根元に腰をかける2人。
どこまでいっても子供だ。
「五条はオススメしない」
『……どうしたの、急に』
「Aがもし、万が一、最悪の場合、」
『保険すご』
「悟のこと好きになっても」
――――辛くなる、よ。
硝子の言葉を聞かなくても、そんなの分かっていた。
彼の周りに感じる女性の気配。
何人と関係を持ってるのか分からないけど、いつも違う女の人と話していた。
ドライヤーをしている時も、極たまに携帯を弄っているのだが、女性とメッセージのやり取りをしている。だが吃驚するくらい五条くんが冷たい。
『硝子』
「ん」
『多分、好きになったとしても、向こうは気づかないふりをすると思うよ』
だから、
『辛さも何も、無いんじゃないかな』
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雪狐 - ぴやァァァァァァァァァァァァァこれ好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ更新頑張ってぇぇぇぇぇぇぇぇん((Ki Mo I (2020年3月25日 5時) (
レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱぱ - 汚い言葉を使うことを許してください ばかくそにおもろいやないかいっっ！！！！ (2020年3月23日 10時) (レス) id: 84d164d6bd (このIDを非表示/違反報告)
ミコト - う、うおぉおぉお!!!!!!!続きがすごく気になる!!!!!!!更新頑張ってください!!!!!!! (2020年3月22日 2時) (レス) id: a84576bae2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-naki-
| 作成日時：2020年3月20日 21時
