前途多難【10】 ページ11
・
キスされた翌日から、彼の中で私の立ち位置がどう変わったのか知らないけれど「四方木」「おい」「よもぎーん」「よもぎ餅」などと執拗にからかわれるようになり、
夜のドライヤーの時にはこちらに寄りかかるなどスキンシップが急増した。
いや急増ではない。
発生だ。
「……A、悟に餌付けでもしたのか?」
『いや、まっっったくしてない。』
「じゃあなんで五条はAのこと抱きしめてんのー?」
「俺が個人的に気に入ったから」
「へぇ」
硝子の隣に座る私を後ろから抱きしめる五条くん。
聞いてきた硝子はあまり興味無さそうにしていて、今まで私達の喧嘩(?)を止めていてくれた夏油くんは少しだけ不安そうな顔をしていた。
挙句の果てには、五条くんに私の弱味が握られているのかと勘違いしたのか「悟、人の心につけ込むのは良くない」と複雑そうな顔で言ってたけど、違うそうじゃない。
「よかったじゃん、A。五条に懐かれて。懐柔おめでと」
『懐柔した覚えはないしどうしてこうなってるのかも分からないし彼の脳内で私がどういう風に変換されてるのか分からないのにおめでとうと言われてもただ困るだけでして切実に解決方法を求める所存であり』
「多い多い」
「文字数が多い」
・
769人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪狐 - ぴやァァァァァァァァァァァァァこれ好きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ更新頑張ってぇぇぇぇぇぇぇぇん((Ki Mo I (2020年3月25日 5時) (レス) id: 99f545fffc (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱぱ - 汚い言葉を使うことを許してください ばかくそにおもろいやないかいっっ!!!! (2020年3月23日 10時) (レス) id: 84d164d6bd (このIDを非表示/違反報告)
ミコト - う、うおぉおぉお!!!!!!!続きがすごく気になる!!!!!!!更新頑張ってください!!!!!!! (2020年3月22日 2時) (レス) id: a84576bae2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:-naki- | 作成日時:2020年3月20日 21時