Feelings in the cocktail 〜カクテルに込めた想い〜

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「…ったく、
そんな事ばっか言って。


広臣って一体、今までに何人の女の子を手にかけてきたワケ？」








臣「は？いきなりなんだよ。」









「だって広臣、めっちゃモテるでしょ？
何せ、一流芸能人なんだから。」









臣「だからお前の言い方、憎たらしい。
つーか、それ聞かれて、素直に教える男がいんのかよ。」









「いるけど？」









「。。。それ、お前の歴代の
“ろくでなしブラザーズ”の話
だろーが。」









.






「ぷっ、ブラザーズってJSOUL さんはやっぱり…BROTHERSってつけたくなるのかね。」









臣「。。。」







こわ〜い顔で私を睨む 広臣







「あ。思えば、歴代のろくで無し男
集めたら、、、７人いる！あはは！」








臣「全然、面白くねぇから。」









「ってか、ブラザーズネタふってきたの、自分でしょ。」









臣「うるせぇわ。ってか、くだらない事
言ってないで世界大会で優勝した実力…

見せてくれよ。





たまには…違うカクテルが飲みたい。」





.







「…かしこまりました。


登坂様。」









…








私は…少し時間を置いて…

2種類のカクテルを…用意した。







一つは…鮮やかな赤色が美しい。
スコッチウイスキーベースのカクテル









「ロブロイ」







.

カクテル言葉は…






.


あなたの心を…奪いたい









そしてもう一つは…




ドライ・ジンベースに…
スミレ・リキュールとレモンジュース
を入れた









青のカクテル ブルームーン








.



このカクテルには 二つの意味がある

できない相談・叶わぬ恋という意味と…






このカクテルに使うスミレリキュール

パルフェタムールに込められた意味は…






真逆の…真実の愛や…完全なる愛

なんて意味があるらしい。









もちろん私は…目の前の男には通じない

であろう 意味を込めて






このカクテルを作った。

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