Feelings in the cocktail 〜カクテルに込めた想い〜

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いやいやいや

ちょっと待って




今、何ていった？









私の聞き間違いじゃなければ…







プロポーズって言った？





.









「プ、プロ、ポーズぅ？？」








臣「…何でそんな驚くんだよ。


さっきの言葉で、まるでプロポーズ

みたいだって…言おうとしんじゃない

のかよ。」









「してない、してない。そんな事、
1ミリも考えなかった…」








臣「じゃあ、さっき何て言おうとしたわけ？」








「それじゃまるで ヒモ男みたいだな
って……」








臣「はあ？お前の脳みそどうなって
んだよ！女性は専業主婦だっているん

だからヒモとは言わないだろ。アホ。」









「…あ。そっか。」





.









臣「周りくどいと誤解しか招かないから

もう、ハッキリ言うわ。







.



A。


…結婚しよう。」









.









「……っ…」









嬉しすぎて…やっぱり言葉はでない。





臣「…返事は？」




.





「私で…いいの？」









臣「Aがいい。






Aじゃなきゃ…だめなんだ…」








「…私も…広臣じゃなきゃ…だめ。」









.






互いの想いを確かめ合うみたいに…






私達は再び 唇を重ね合った…







.






それは…







幻想的なスーパームーンが







空に浮かぶ夜に起こった








密かに想いを寄せあう男女の





.



　 奇跡の 恋物語…









Feelings in the cocktail

　 fin

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