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ep203 ページ28

「…何か色々
変な気…使わせて
ごめんんね。」








玲奈「いえいえ。全然です。

、、、ところでAさん。
水着…着ないんですか?」








「一応、中には着るよ。」









玲奈「えー。それ水着になる気ない
やつじゃないですか。」







「だって私、泳げないし。」








玲奈「いやいや。泳げなくても
海では水着になるもんですよ!」









「えー。」









玲奈「雰囲気ってもんがあるでしょう」









「…一応、中には着るから。」









玲奈「絶対、ですよ!私、着替えて
来ますから、絶対着て下さいね!」









「…はいはい。ほら、早く
着替えないと時間なくなるよ?」









玲奈「あ!そーだ。髪もやらなきゃ」









玲奈ちゃんはバタバタと

小走りでバスルームへ行った









玲奈「Aさーん、着ました?」






バスルームから聞こえる声。








「着ましたよ。」








私が答えた後、ドアが開き

着替えた玲奈ちゃんが出てくる









玲奈「じゃーん。どうですか?」









「うん!似合ってる。」









素直な感想を述べると

玲奈ちゃんは 嬉しそうにはにかむ









「それは、亜嵐くんもイチコロだ。」








玲奈「それは、いらないです。
Aさんは?」








「ちゃんと中に着たよ。」







Tシャツをチラッとめくって

証拠を見せる








玲奈「わぁ。いいじゃないですか!
そんなに スタイルいいんですから
全部出せばいいにぃ。」








「あ、ぁりがと。でも、充分
恥ずかしいし 誰も見たくないって。」








玲奈「絶対そんな事ない。でも
とりあえず、準備万端ですね♪」






「ん。とりあえず。」








玲奈「あとコレ!ジャジャーン
大量の花火ぃ〜!
持ってきちゃいましたぁ♪」









嬉しそうに両手いっぱいに

花火の袋を抱える玲奈ちゃん

だからあんなに大荷物だったのね。









「ぷっ。ほんとすごい量だね?」









玲奈「だって…みんなでやりたいなぁ
って♪色々ありますから!売店でも
見つけたら買おっと♪」









「いや、充分な量だと思うよ?
じゃあ、夜にやろうね。」








玲奈「やったー 楽しみ♪」









若いって 羨ましいと率直に思う

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作者名:ひろみ | 作成日時:2021年6月1日 6時

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