ep188 ページ14
翌日
黒崎室長は忙しく
朝にチラッと挨拶した時
黒崎「昨日は…ごめん。」
「あ、いえ…。私こそすみません」
黒崎「今度、ゆっくり話たいから
時間作ってほしい。」
「ぇ……」
私にしか聞こえない声で そう言った
黒崎「今日は、戻らないから、後の事
よろしく頼みます。」
「…ぁ、はい。了解です。」
そう言い残し 出ていった
久しぶりに日常が戻ったような感覚で
仕事はサクサク進み、気づけば夕方
玲奈「いやぁ〜もう、こんな時間ですか
何か久しぶりに、リラックスできた
からか、時間経つの早いっ!」
「なんか、毎日…疲れさせて
ごめんね。」
玲奈「いえ、全然っですよ、
少しは…慣れました?」
「…ん。慣れは…しないかも。」
玲奈「…ですよね。」
「でも、玲奈ちゃんいてくれる
だけで、全然違うよ。気持ち和らぐ」
玲奈「本当ですか?何か役に立てたら
嬉しいです!」
「そう言えば、玲奈ちゃん。ずっと
室長いて、聞けなかったけどさぁ
亜嵐くんとは…どうなったの?」
玲奈「どうにも、なってはいません。
何か、急すぎて、どうしていいか
わかんないから、しばらくは
放って置きます!」
「そうなんだ。でも…付き合い長いし
そんな簡単じゃないよね…。」
玲奈「そうなんですよ。Aさんと
タカヒロさんみたいなもんですかね」
「それは、厳しいね。」
玲奈「ですよね。あははっ あっ!
そういえば、今日って…タカヒロさん
もう、こっちに着いてるんでしょうか」
「あ、どうだろう。そういえば、連絡
きてないけど。帰って来てるんじゃ
ないかな。」
玲奈「このまま、週末入って、来週は
いよいよグアムですよ?Aさん、
色んな意味で、大丈夫ですか?」
「…あ。 忘れてた。」
玲奈「…マジですか。」
「大マジ。だって全然、
それどころじゃなかったんだもん。」
玲奈「確かに、わかりますけど。
今日は、室長もいないですし、
さっさと帰りましょ。準備しなきゃ」
「そうだね。」
私達は 早めに片付けて
その日は急いで 帰宅した。
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作者名:ひろみ | 作成日時:2021年6月1日 6時