ep82 ページ7
TAKA「あ、そういや
玲奈ちゃん、亜嵐が呼んでた。」
玲奈「えー用があんなら、ここまで
来いって、感じなんですけどぉ〜」
TAKA「まあね笑。この時間は…
多分、会議室にいる。」
玲奈「りょーかいですぅ。Aさん
ちょっと、席、はずしまーす。」
「はいよ〜」
TAKA「で？本命は
まだ取りに来とらんのか。」
私の水筒を掲げて、
ぶらぶらしながら言うタカっちょ
「そう言う言い方、やめて。」
TAKA「またまたぁ〜、顔に
似合わず〜照れとんのか？」
「うるっさい！//」
言い合いをしてたら開いたドア
臣「…おはようございます。」
「…！登坂っち。」
臣「…あ。タカヒロさんも
いたんですね。」
そう言った彼の目は、タカっちょの
水筒を一瞬、見たようにも見えた…
TAKA「おう、臣ちゃん、おはよ。
さ、俺は、打ち合わせ行くわ〜」
「さっさと、行って下さい。」
TAKA「へいへい。邪魔者は
消えますよ！じゃ、臣ちゃん
またな〜。」
臣「あ、はい。」
タカっちょが部屋から
出てすぐ、登坂っちに水筒を渡す
「これですね。…どうぞ。」
臣「あ、これ昨日の水筒。ちゃんと
洗ってあります。あと、今日の分って
いくら？」
「お金なんて、いりませんよ。」
臣「や…でも…」
「ほんとに…いらないですよ。」
臣「…タカヒロさんの…
ついでだから？」
「え？」
臣「さっき、タカヒロさんも…
持ってたね。紅茶。」
やっぱり見てたんですね…
…違う！！
あれは、私のを勝手に
そう 言いかけた時、
「違っ…」
耳を疑う言葉が、飛び込んできた。
.
臣「…ちょっと …嫉妬した。」
「えっ⁈」
私の耳は…最近本当におかしい。
ばくんと…心臓が大きく動く
私の 聞き違いでなければ……
今、嫉妬したって…言いましたか…？
それは、どうゆう…意味でしょう…
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2020年8月14日 8時
