ep108 臣 ページ33
「あ、タカヒロさん!」
TAKA「ん?」
俺は 席を立ちながら
少しみんなから 離れる
「…Aさんの誕生日って
いつ…なんですか?」
TAKA「ん?誕生日?何で?」
「…酔ってましたけど、もう
誕生日は祝わないから、ないって」
TAKA「チッ。あのバカ。
6月…12日。」
「…え」
6月12日。
あの日、パリでお祝いした
偽物の誕生日と同じだった
だから、Aは
あの日にやりたいって言ったんだ
TAKA「登坂? じゃ、悪いけど
後、頼むなー!」
「えっ、や、あのっ」
ツーツーツー。
席に戻ると…早速
隆二「…何だって?」
「床に放り投げてもいいから、
連れて帰ってくれって。」
隆二「マジ?笑。そんな、わけには
いかないよな。」
「ああ。でも、頼むわ〜って
電話、切られた…」
亜嵐「玲奈は、ウチに連れて行きます」
隆二「襲うなよ笑」
亜嵐「俺にも、選ぶ権利
ありますから、大丈夫っす笑」
ELLY「とか何とか言って〜
必死に我慢すんでしょ?笑」
NA「あー、わかるわかる笑」
亜嵐「大丈夫ですって笑
このアホヅラ見て下さい笑」
健「可愛い寝顔やんか。
大事にしたれよ。」
亜嵐「だから、違いますって笑」
「Aさん、起きそうにないし…
ウチに連れてくわ。」
岩「そんな事、言って、臣さん
襲う気じゃないすか??」
「ばか。こんな状態のAさん
襲えねぇって。タカヒロさんに
殺される。」
岩、隆二「…確かに。」
隆二「俺、手伝うわ。」
「おう。頼むわ。」
隆二に手伝ってもらい…とりあえず
ウチに連れていく事にした…
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作者名:ひろみ | 作成日時:2020年8月14日 8時