検索窓
今日:11 hit、昨日:19 hit、合計:147,761 hit

ep16 ページ41

はい???

見なくていいって、言ってんのに

勝手に見て、終いには幽霊扱い。

なんて失礼な人っ!









占い師「何か、古い物が纏わり付いてる
ような…過去?キミを求める男性は
沢山いるが…キミは何か、深い闇と
苦しみを抱えている。」









「………」









占い師「1人で悩むのは、やめなさい
キミを支えたい人間は沢山いる。
信じて頼るといい。どの手をとるか…
全ては キミ次第だ。」









玲奈「えーなんて贅沢な。
Aさん、モテ期です!」









それは、みんな自分次第なのでは?…と

ツッコミたくもなりましたが…

長くなりそうなので、ヤメました。









「はい、どうも。」









軽く会釈して…

帰ろうとした時 呼び止められる…









占い師「待ちなさい。もう一つ。」









はぁ〜。もう、いいですって。









占い師「歌?…音楽、あと…声。」








「……!?」









占い師「五感は沢山のモノを記憶する
中でもキミは 耳で感じる物が…幸せ
へのカギを握ってる気がする。何か
音に関する記憶が 深く関係するかも
しれない。」









「……!!」








さっきの歌を 思い出した…









占い師「キミの所に頻繁に 1人で
来る男は、深く、キミを愛してる。」









「………」









占い師「私は、太宰が好きでね…彼の
言葉に恋愛は、チャンスではなく、私は
それを意志だと思う。とあるんだ」









全然、一つじゃないし。









占い師「裏を返せば、チャンスが
あっても、本人の意思がなきゃ
恋愛は始まらないんだ。キミも
幸せになる権利がある。」









「……ありがとうございます。
失礼します。」









料金を支払い、部屋を後にした









しっかし これで5000円?

完全に、ぼったくりじゃないですか。









玲奈「何か、結局、占われちゃい
ましたね笑」









「…ほんと、迷惑。」









玲奈「でも、ほんっと、耳に残る
イケボでしたねぇ〜。」









「…そう?普通じゃない?」









玲奈「あ。いつもタカヒロさんの声
聞いてるAさんには、そうかも笑」









「…そうゆう事じゃなくて。」

ep17→←ep 15



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (162 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
581人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひろみ | 作成日時:2020年7月10日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。