mock moon 幻月1 ～２つの白い月～ (ページ31)

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ep6 ページ31

「タカヒロさんっ！
入る時は、ノックぐらいして下さい！」

TAKA「女子2人で、秘密の話でも
しとったんか？」

玲奈「あ、廊下で会いませんでしたか？
さっきまで、隆二さんもいましたよ♪」

TAKA「へー。会わんかったわ
で？何か面白い話でも？」

玲奈「あ、丁度いい！タカヒロさん
Aさん占いに行くの、嫌がるんで
説得手伝って下さい」

「玲奈ちゃん、丁度よくない
しつこいなぁ、もう。」

TAKA「占い？へぇー。面白そう。」

玲奈「ですよね？しかも今、大人気で
これを逃したら、また半年以上
予約とれないんですよ！」

TAKA「半年待ち？俺より人気ある笑
そんな人気なら、是非、いつ彼氏が
できるか、具体的に聞いてこい。」

「…いらんし。」

TAKA「お前、いつまで、そん状態で
いるつもりだ？」

「…放っといて。」

補足が大変遅れてしまいましたが

私の職場はそうあのLDHです

私、赤星Aは、

1年前に、幼馴染みの田崎敬浩こと

　“タカっちょ”の紹介で

このLDHのとある新規部署に

入社しました。

「ってゆうか、
何しにきたんですかっ！？」

TAKA「あ、そうだ。回線トラブルで
今日pc使えないから、キミ達は、
休んでいいって、HIROさんから笑」

「。。。へ？」

話に気を取られて確認してなかったが

確かに、出社してすぐ起動したはずの

pc画面は真っ暗のまま、、、

立ち上がる気配すらなかった。