167 omi ページ18
うる覚えの記憶上…
多分、棒立ちしていた俺に、女がゆっくりと 身体を近づけてきた。
むせかえる様な甘ったるい香りが、鼻について…思わず顔をしかめた。
Aはいつも
シャンプーの香りしかしなかった
香水は嫌いなのかと聞くと、真っ赤な顔で…こう答えた。
『身体に、臣の香りがつくのが、好きなんだぁ〜』って
そん時はいつも、照れ隠しに変態だなって、イジってたけど、本当は嬉しかった。
もう…あんなに愛しさでいっぱいになる事は、ないだろう
自分の心を偽って…好きでもない女を抱く。
それは、Aの幸せを守る為
だけど同時に、Aを裏切るという矛盾が生まれる…
『広臣?ボーっとして…どうちゃったの?』
既に 呼び捨てになった名前
「…いや、別に。なんでも。」
近づいてくる女の唇に…俺は目を閉じたまま、触れた。
そのまま俺は…ひたすら無心でyurikaの事を抱いた。
いつもとは違う 肌の感触…
身体のライン…俺を求める声…
無心のつもりでいるのに…
行為が、進めば進むほど…キツくて
俺の気持ちは冷えていくばかりだった。
甘い嬌声をあげ…ぐったりとベッドに横たわるyurikaが視界に入り…
我に返ったと同時に、浮かんでいた
Aの笑顔が…パリンッと音をたてて割れたような気がした…
次に頭に浮かんだのは…Aの泣き顔。
本当にアイツが、泣いている気がする
理由は、どうであれ俺は、たったいま、他の女を抱いた
それは、Aとって、別れるのに
十分すぎる程の 理由だった
1361人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「LDH」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひろみ(プロフ) - ゆっかさん» 間違えてしまった部分を訂正中でして、少しお待ち下さいね♪いつも、ありがとうございます (2020年5月2日 1時) (レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - saya08067さん» はじめまして!修正が、終わり次第パスは外しますので少しお待ち下さいね♪ (2020年5月2日 1時) (レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - RiNさん» はじめまして!コメありがとうですぅ。ただ今修正中でして。しばしお待ち下さい! (2020年5月2日 1時) (レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - KOKOAさん» はじめまして!ただ今間違えてあげてしまった部分と消去してしまった部分を訂正中です。終わり次第パスは、はずしますのでお待ちください(*_ _)人 (2020年5月2日 1時) (レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - れいさん» れいさんはじめまして!コメありがとうございます!ただ今修正中で終わり次第パス外しますのでしばし、お待ち下さい(*_ _)人 (2020年5月2日 1時) (レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひろみ | 作成日時:2020年4月20日 6時