ブルー ムーンストーン 1

33 omi ページ33

完全にスイッチ崩壊の酔っ払い女。頼みの綱の友達は、明日が早いと、帰ってしまった。









その後も あの状態は、
永遠続き… とうとう絡み出した。









『ナオトさーん、臣さんを堕とすには、一体 どーしたら、いんですかぁー？？？』









タチ悪っ……






『いや、それは、俺に聞かれてもなぁ…どうよ、臣？』









「…ナオさん、酔っ払いの言う事、イチイチ間に受けないで下さいよ。」









『間に受けてくらさいっ！！そんなに、私の事、嫌いですか？』









いやいや、ろれつ回ってねぇけど









「……。」









『あ、また、すぐそうやってシカトする。今日だって。電話シカトしたし。」









「だから、アレは、マジで聞こえなかったんだって。」









『…どうだか。やっぱ私、避けられてんですね。』




完全に信用してないって顔。







あーめんどい。ガキじゃあるまいし、あれくらいで普通さけたりしないだろ。









大体、人の顔まともに見ようとしない
そっちの方が 避けてんだろ。









ELLY「え？臣、避けてんの？？」


「…避けてんの、そっちじゃねぇか」









『…そんな事……』


「気まずくなりたくないとか言って、自分が気まずくしてんだろ。」









『…ぅ。だって…』








「お前、酔っ払いすぎ！」

『全然、酔ってませんよ〜♪』









「自分で、全然、酔ってないって言うヤツが、1番やばいんだよ。」









隆二『俺も、全然だいじょぶー』



「ほらな。」

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