ブルー ムーンストーン 1

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『あのさ、えり、』


「えっ⁈何ですか！？
ELLYさんは、何もっ…」









『ぷっ、ぶははっ…お前、どんだけ面白いんだよ。』









臣さんは、袖を口元にもっていき
またクックと笑う。









『服の、襟！直して?』


「…あ。襟ですね。はい…」









臣さんに触れているから 赤いのか
自分のバカさを露呈した、恥ずかしさで
赤いのか最早、わからなかった。









『何か、A、顔赤くない？』


岩田さんが私のおでこに手をあてる。






「えっ？」


『熱でも、あんの？』











「な、ないですっ！」



『…？そ？ならいーけど 笑』









もー、岩田さんにまで突っ込まれて、ダメすぎじゃん私、しっかりしろ！




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撮影が終わりみんなのいる控室へ


　 “コンコン”

『はーい。』ナオトさんの返事が聞こえ、ドアが開く









「お疲れ様でしたー。」









『お疲れ〜」

メンバーが一斉に答えてくれ







「皆さん、着替え終わった衣装から、預りますねー。」









『はい、コレとこれ。』

ELLYさんが即、持ってきてくれる


「はい。預かります。」



メンバーが口々に予定を話しだす

隆二『明日は、歌番組の収録と、雑誌撮影だから、１日ハードだな』

臣『今日、早く寝よ…って寝れっかな。』

ELLY『俺、徹夜する。』

NA『またか、お前らが1番心配。明日、マネいねーからな！』








臣「…げ。マジ？」

ELLY「臣、起きれないなら、Aに起こしてもらえばいいじゃん。」



は、はい！？ELLYさん突然、何を？？

「…！！……」

岩「あ、それいいね♪ ついでに俺も起こして♪」







「…ぃゃ…ぃぃですけど…」

健「ぷっ、声、ちっちゃ」

臣「んじゃ、よろしくー。」








ELLY「番号知ってんの？」

臣「…あ。知らね。」

岩「じゃ、みんなで交換しよ♪」

隆二「おー、そーだ、この際7人分、登録しておけー。」







何か

完全におかしな方向へ行ってません？と感じるのは私だけですか？？



「…はい。」






こうして、急遽、連絡先の交換会が行われた。

　

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