ブルー ムーンストーン 1

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どうしよ……
ELLYさんも、急いでる風だったし…









一応、ドアの隙間から、メモでも入れて置こうかな。









何かメモできるものかないかポケットを探ると レシートがあった









あ、これにメモすればいいか。



ーーELLYさん、探しーー


「…！！ゔわぁっ！！」









ドアに寄り掛かって、メモしていたら
そのドアが、急に向こう側に開いた！









　 …ス…トンッ









出ようとした臣さんの胸に
スポッ…と おさまり……








　 キィ……パタン…









ゆっくりと 扉が閉まった………









胸板に ピタッと身体が密着





「お、…臣さんっ…」



どうしよう。

きっと私、いま…顔真っ赤。





『……まだ、いたのかよ。』









「 …あ、すみません、いや、出たらELLYさんに会って、臣さん探してたから、えっと、メモを…」









私は、手に持っていた 書きかけの
レシート紙を 掲げて見せた。









『………？！……ぷっ、
ぶははっ！！やっべぇ腹痛い…っ』









私の手から レシートを取った後
ゲラゲラ笑い出した臣さん。









ｷｭﾝ……

あ。笑った……









「……？！何か、面白い事
書いてます？？」









『いや 笑。女の子の日に
朝から気ぃ使わせて悪かったな♪』









「…⁈。。。！！あーっ！///」









私は失態に気づき、慌てて
臣さんの手から レシートをもぎ取る









そのレシートは、今朝、コンビニで
コーヒーと生理用品を買ったモノ。








『…クックックッ笑』









肩を震わせて笑う臣さん。









恥ずかしい…
死ぬほど、恥ずかしいっっ！！！









『何か、Aのおかげで元気出たわ笑 さんきゅ♪』









そう言って 私の頭にぽんっと
大きな手を乗せて…出て行った









ｷｭﾝ……





あ……まただ。









マズぃ……ダメ。

あの笑顔に ときめくな！私！

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