続 ストロベリームーン 〜月と私〜5

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優空さんの言葉に…

思わず反応してしまった…









「え……ほんとですか…」









柏木、臣「本当か？」









優空「うん。本当。受けるよ。

だって…3対1で説得されちゃぁね。

怖いけど……頑張る。」









柏木「よかった…ありがとう

ございますっ…」









また…私達に頭を下げる柏木さん









「いえっ…私は何も……優空さん。

さっきの事…もし…私に、気を使って

臣に来なくていいと言ったなら……」









優空「普通、気は、使うよ。」









「…優空さん……」









優空「ったく…本当、どこまで

お人好し夫婦なんだか。すぐ、

そうゆう事、言うから、相手に

どんどんつけ込まれるんでしょっ！」









「………。」









優空「Aちゃん…心が…綺麗すぎ

もっと…自分第1でいんだよ……」









「……！！…ゅあ…さん……」









優空「見ての通り…臣って男は、

表面に出さないくせに、結局、

優しすぎて、人を…最後まで

突き放せない……ダメ男なの。」









「………。」

臣「………」









優空「だから…アナタがもっと、

しっかり捕まえてなきゃ…。」









「……優空さん……」









優空「臣の手を……絶対に……

離しちゃ…ダメだよ。」









今までの色んな想いが…

沢山…沢山…込み上げてきた……









「………っ………はぃ。絶対…に…

離しません………。」









優空「…連れて来てくれて……

ありがとう……。」









私は……無言で首を振る……









優空「…臣の奥さんが…Aちゃんで

よかった。これで…アタシの想いも

やっと成仏できる。…ありがとう。」









笑い泣きしながら…

優空さんは…そう言った…

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