208 ページ12
優空「臣っ…」
臣「何でも…勝手に…一人で
抱え込みやがって…」
“ゴンッ！！”
臣は…悔しそうに…
右手で壁を打ち付けた……
優空「…そんな事…ないよっ！…
私は…いつも…臣が必要だった…
最初に会った瞬間から…好きに……
なりすぎたの…」
臣「……もう…いいよ…
そうゆうの……。」
優空「臣と出会う前…売れたかったのは
本当だけど、臣に出会った瞬間から
本当はそんな事…どうでもよくなった」
臣「………。」
優空「本気で…好きだったからこそ
臣の重荷になるのが怖くて…私…」
臣「フッ…」
臣は…俯きながら薄笑いを浮かべた
臣「…笑わせんな。
重荷になるのが…怖いって？」
優空「………。」
臣「だから…俺には何も…言わず…
勝手に…子供まで堕したって…
言うのかよ……。」
優空「え……何で…それ…」
臣「俺が…何にも気づかないバカだと
思ってたか？…」
優空「…じゃあ…聞くけど…っ」
涙を浮かべ…
ぐっと唇を噛み締めながら…
優空「…私が…もし…あの時…全てを
話して…臣の子供を…産みたいって…
言ったら迷わず…産ませてくれた？」
臣「……ああ。多分な。」
胸が… “ズキンッ”ってなった…
優空「綺麗事…言わないでよ…
私と…子供の為に…あの頃のアナタが
夢を捨てることなんて…絶対……
できない……。」
臣「悩んだかもしれないけど、
堕ろせなんて……言わない。」
たらればの話……
覚悟はしても……やっぱり…
側で聞いているのは…辛かった……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 705人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りか - 完結おめでとうございます。臣くん大好きなので胸キュンしながら読ませていただきました！ハラハラしたけど最後はハッピーエンドで良かった。最後に一つだけお願いがあるのですが、ブルームーンストーンが読みたいのでパスワード教えて頂けないでしょうか？お願いします (2022年2月17日 12時) (
レス) @page34 id: c86d8935bf (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - kotanonさん» 嬉しいコメント、ありがとうございますヽ(〃∀〃)ﾉヒヤヒヤさせてすみません 笑笑 東京ドームで弾けきってキュンキュンしてきますねー\(//∇//)\ (2019年9月18日 14時) (レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
kotanon(プロフ) - 次回作も楽しみにしております♪あっ、東京ドームライブも間近ですね。臣君はじめ三代目全員の魅力浴びてきて下さい〜笑 (2019年9月18日 12時) (レス) id: 3c70e90779 (このIDを非表示/違反報告)
kotanon(プロフ) - 遅くなりました(汗)完結おめでとうございます&ありがとうございます。一時期はヒヤヒヤでしたがみんなが前向きで幸せな感じになり良かったです♪さすがひろみさん笑。このシリーズ前にも言いましたがお気に入りでこうやって続編書いて下さり嬉しい限りでした。 (2019年9月18日 12時) (レス) id: 3c70e90779 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - ゆうさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます 涙。読者さんの心にそんな気持ちを感じていただけて、作者冥利につきますヽ(〃∀〃)ﾉ まだいつになるか、なかなか進んでいなく、発表できませんが、また次回も読んでいただけると嬉しいです♪♪ (2019年9月17日 0時) (レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひろみ
| 作成日時：2019年9月1日 8時
