続 ストロベリームーン〜月と私〜 1

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目の前のご馳走と

美味しいデザートに夢中の私。









「ん〜最高に幸せ♪」









デザートくれるって言うから…

臣の分までもらって食べていると…









臣「おい食いしん坊。その代わり…

コレ、食い終わったら………

…分かってるよな？」









「はひが？」









口の中のシャーベットが冷たくて

何が？と言ったつもりだったけど…

変な言葉になった…









臣「は？オマエなぁ…。

分かんないとは言わせないからな」









さっきまで仏様みたいだったのに…

急に野獣の顔になる旦那様……









………“ガシｯ”…………









いとも簡単に…私の後頭部は

捉えられてしまい………

ジリジリと近づいてくる野獣様……









「…わ、わわ…な、に……」









臣「何じゃねぇ。食い終わったら、

露・天・風・呂なっ！！」









ピッタリと耳に寄せた口元で…

そんな言葉を放った野獣様……///









その瞬間……私の体中に……

ピーンと一本の筋が走る感覚……









「ろ、ろろ……」









臣「…嫌とは言わせない。」









「…ゔっ……はぃ…///」









…そうでした…。目の前のご馳走で…

すっかり忘れてた私……









本日の一大イベントが……

残っていたことを……









決して嫌なわけじゃ…なぃんだけど…

もうすぐ安定期のお腹が…大きくて

気になっちゃうんだよね…









散々食べておいて今更だけど…









臣「クックックッ笑。何？

もしかして…緊張してんの？」









…ゔっ……分かってる癖に…

全く……いじわるな笑いだ……

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