続 ストロベリームーン〜月と私〜 1

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志乃「奥さんの為に

こっそり料理まで、習っちゃうとか

臣様ってば、カッコよすぎだわ♪」









「……うん。」









志乃「あんなイケメンが、料理まで

できちゃったら、完璧すぎて参るね

ほんと素敵♪羨ましい♪」









いい夫婦って言ってくれたけど……

結局…褒められたのは臣だけでした









♪キンコン♪


臣

来週の火、水、連休もらえそう。

温泉行く？笑









。。。あ。思わず口走った温泉

だけど……本当に考えてくれたの？









「…いやぁ……火、水は……。」









志乃「ん？どうかした？」









「あ、ううん。臣が、来週の火、水、

急遽連休らしくて、出かけないかって

でも、私、仕事だから無理。」









志乃「え？待って…来週の火曜？

私…休み。連休じゃないけど代わって

あげる！翌日も今、暇な時期だし、

悠哉さんに直接言えば、休み

もらえるよ。きっと。」









「いや、いいよ。悪いから。

無理にそこまでしなくても。」









志乃「ばかっ、次の休みなんか

いつかわかんないんだよ？少し

無理しなきゃ、臣くんと休みなんて

合わせられないでしょっ！」









「…ゔっ…まぁ…そぅだけど…」









まぁ…志乃の言うことも…一理ある

この前の休みって…いつだっけ…？









志乃「今回、余計な事言ったお詫び。

私、予定ないし、代わってあげるから

もう1日は、直接会社に頼みな！」









「えっ？あ……でも…」









志乃「産後復帰の話もあるし、

丁度いいじゃん！ほら、今から、

社長室行っといでっ！」









「いや…ちょ…志乃っ！」









志乃「ほいっ。行ってらっしゃい！」









強引に、食堂から追い出された。

ここは……志乃の行為に…

甘えていいのかな……

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