続 ストロベリームーン〜月と私〜 1

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志乃「そう。なら、

よかった！じゃ、浮気の線は薄いと

思うけど、何せ、彼に寄ってくる女は

吐いて捨てるほどいるワケでしょ。」









「ゔ、まぁ…それはわからないけど…」









志乃「不安は、出産によくない。

ちゃんと、調べてすっきりしよ。」









「……ゔ……ん。考えとく。」









志乃のおかげで…

もう…私の頭の中は…また真っ黒。









疑う事ばかりが浮かび出した私は…

仕事帰り…LDH事務所前まで来ていた…









「……はぁ。もう。何してんの私…

志乃が変なことを言うから…」









建物の影から…関係者入り口を監視

今日は事務所って言ってたけど…

何時まで事務所なのかも知らない。









もしかしたら……もう…いないかも。









1人悶々としていると………

見慣れた姿の影………









………あ。出てきた。









事務所を出た臣の後をつける。

タクシーに乗り込んだので、

その後ろのタクシーに私も乗った。









「運転手さんっ！すみません。

前の車…追って下さい！」









まるで木曜サスペンスの一部だ……









あ、本物は火曜だったけ……









前のタクシーを追って走る事15分。

着いた先は……某有名な高級ホテル









こんなとこで……仕事？？

そんななわけ…ないよね……。









じゃあ…何の為に……

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