続 ストロベリームーン〜月と私〜 1

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映画が終わって……

みんなぞろぞろ席を立って行く中……

私は………立ち上がれず……

ただただ呆然としていた……









光希「クックックッ 笑。何アレ笑

アイツカッコつけすぎ 笑！ね！

……？………Aちゃん？」









やっぱり姉弟…笑い方…ソックリ…









「……光希さん…私…動けません…」









光希「えっ？何で？もしかして

具合悪くなっちゃった？」









「…いえ…女優さんが…綺麗すぎて

…私なんかよりずっと…お似合い…。

なんかもう……嫉妬で…頭が…

おかしくなりそう…です」









光希「……ま、マジ？笑」









「……は、はぃ。」









光希さんが、また声高らかに

ケラケラ笑いながら、私の身体を

ぎゅーって抱きしめてきた……。









光希「もーっ！！Aちゃん！

可愛いすぎるっ！」









ふわっと漂ういい匂い…

あ……なんか…落ち着く……









光希「まぁでもわからなくもないよ

私も、てっちゃんが綺麗な女優さんと

ラブシーンやったら、嫉妬するわ 笑」









「……光希さんも…ですか？」









光希「…そりぁ。しますよ。

嫉妬くらい 笑。」









「……ちょっと安心です。笑

私…普通って事ですよね。」









光希「うん、うん♪むしろ控えめ 笑

アタシが誘ったから悪いね。ごめん

責任持ってちゃんと家まで送ります。」









「あ…いえ…そこまでは…」









光希「ダメダメ。なんかあったら

臣に殺される|||；」









「あはは 笑。大丈夫ですって」









結局…家まで送り届けてくれた









「光希さん。時間…

大丈夫なら、上がって下さい！」









光希「…じゃ、お言葉に甘えて♪

お邪魔しまぁす♪」

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