137話 岩田side ページ44
部屋に戻り隼人の所へ
「隼人。Aさんの
居場所…心あたりないか？」
隼人「…いや…それが…
前のボスにも連絡ないし…
俺も…参ってまして。」
そこからの俺は何か
タガが外れてしまったのか
凄い形相で隼人に詰め寄った
「本当に知らないのか？
言うなって言われてんだろ？
正直に言えよ！」
エリーが俺を抑える
E「がんちゃん！やめろって！」
「なぁ隼人…知ってんなら何か…
教えてくれよ…頼むよ…」
困った顔の隼人が辛そうに
隼人「…すみません。
何かわかったら……
必ず伝えますから。」
臣「……だからやめとけって
言ったじゃん。自業自得だろ。」
無意識に殴りかかろうとして…
メンバー全員に止められた。
「元はアンタのせいだろ？
臣さんこそ、本当は…居場所
知ってんだろ？俺にとられるのが
怖いからそうやって、また
邪魔してんだろーが！」
臣さんは暴言を吐き…荒れる俺を
ただ…ジッと見つめ…
臣「…今までは…そうだった。
…けど…今回は違う…。
アイツは元々…そうゆう奴
なんだよ…。」
俺の肩をポンと叩き横を通り抜け…
テーブルで何か書いて戻ってきた
臣「……がんちゃん。」
恥ずかしげもなく…涙が
勝手に溢れだす。
「……は…い。」
メモ紙を俺の目の前に出した
アメリカの病院らしき住所。
臣「何の保障もない。…けど
来年…5年目の検査なんだ。
アイツのガン検診。」
「え……。」
臣「6月3日アイツの誕生日。
毎年誕生月に検査してる。
ただ…バレたくないから
誕生日には行かないだろうな」
「……臣さん…」
臣「来年だし、何の保障もねぇけど
がんちゃんが、藁にもすがる思い
なら、見つける可能性の一つかも」
「…俺…来年6月…一ヶ月休み
もらっていいすか…」
臣「それはHIROさんに言え。
アイツほんとウザいくらい
面倒くせぇから。…頼むな」
「…はい。ありがとうございます」
俺はその後…HIROさんの
元へ走ったのは言うまでもない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 636人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひろみ(プロフ) - はーちゃんさん» はーちゃんさんおはようございます♪ シンクロはデビュー作で、訂正したい部分も沢山あるんですが、そんな素敵なコメントをいただけて本当に嬉しいです！ 次も頑張ろうって思います！ありがとうですヽ(〃∀〃)ﾉまた新作が出来たら臨いて下さい♪ (2020年7月5日 8時) (
レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん(プロフ) - こんばんは、一気読みしました！！恋愛に+αがあって人が生きてくためにはコレだよなーってお話にもなっていて涙活しました、ありがとうございました！！ (2020年7月5日 0時) (レス) id: 5f6be178ed (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - 翔さん» 翔さん、そんな素敵なコメント、ありがとうございます！とっても嬉しいです！また、そんな、お声を元に日々頑張っていけます！こちらこそありがとうございますヽ(〃∀〃)ﾉ (2020年4月22日 19時) (レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
翔(プロフ) - ありがとうございました。なんと言えば良いかわからないですが。そばで支えてくれる人がいるのは近すぎて気づかなくて、ふとしたときにいなくて後悔するけど気づけて良かったです。 (2020年4月22日 18時) (携帯から) (レス) id: b9fae3d1e9 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - junashiさん» ありがとうございますヽ(〃∀〃)ﾉまだ連載途中ですので気長にお付き合いください(o^^o)私、臣命なんですが、隆二くん描くの初なので、隆二くんファンの方のご意見いただけたら、嬉しいです！ (2018年8月25日 10時) (レス) id: 6683bffa0d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひろみ(たんこ)
| 作成日時：2018年6月29日 13時
