96話 ページ3
私の突然の涙に
慌てる監督
監督「ちょ、ちょっと。
何で泣くのよ。まるで側からみたら
私がイジメてるみたいでしょ。」
「私…監督に認めてもらいたい
一心で頑張って…きました。
監督の世界観も凄く好きで…」
監督「だから泣かないで
言いなさいよ。もう」
「すみませんっ。でも私のせいで
岩田の評価を、下げるような事
だけは…したくなかったので」
監督「…彼が…あなたに
肩入れするのも…何だか
…わかる気がするわね。」
「…え…どうゆう意味ですか？」
監督「あなたが遭難した日
あなたを探しに行くって
全然言うこと聞かなくて。」
「……。」
監督「監督としては、演者に
何かあったら困るの。だから
必死に止めたのに、終いには
行かせてくれなきゃ、映画も
降りるって言い出す始末。」
「そんな事…」
監督「ったく子供かって。
でも…あんな必死の形相で
俺しか見つけられないんだ！
みたいに言われたら、
行かせるしかないでしょ。」
「……。」
がんちゃんの思いに…また
胸が熱くなり…言葉がでない
監督「結果、本当に見つけて
きたわね。警察も彼が
一緒じゃなかったら、もっと
発見が遅れていたかもって
言ってた。」
「すみません。…本当に
ありがとうございました。」
監督「私じゃなく、岩田くんに
言いなさいよ。」
「はい。」
監督「私、あっちのテーブルにも
顔出してくるわ。」
「あ、はい。色々。
ありがとうございました。」
監督が立ち上がり、ふと
思い出したように戻ってくる
監督「あ、そうそう」
「はい。どうしました？」
監督「(私なら…絶対、彼を
離さないわ。大事にしなさい。)」
私の耳元にそう囁き
肩をポンと叩いていった。
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ひろみ(プロフ) - はーちゃんさん» はーちゃんさんおはようございます♪ シンクロはデビュー作で、訂正したい部分も沢山あるんですが、そんな素敵なコメントをいただけて本当に嬉しいです！ 次も頑張ろうって思います！ありがとうですヽ(〃∀〃)ﾉまた新作が出来たら臨いて下さい♪ (2020年7月5日 8時) (
レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃん(プロフ) - こんばんは、一気読みしました！！恋愛に+αがあって人が生きてくためにはコレだよなーってお話にもなっていて涙活しました、ありがとうございました！！ (2020年7月5日 0時) (レス) id: 5f6be178ed (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - 翔さん» 翔さん、そんな素敵なコメント、ありがとうございます！とっても嬉しいです！また、そんな、お声を元に日々頑張っていけます！こちらこそありがとうございますヽ(〃∀〃)ﾉ (2020年4月22日 19時) (レス) id: 1d04770cad (このIDを非表示/違反報告)
翔(プロフ) - ありがとうございました。なんと言えば良いかわからないですが。そばで支えてくれる人がいるのは近すぎて気づかなくて、ふとしたときにいなくて後悔するけど気づけて良かったです。 (2020年4月22日 18時) (携帯から) (レス) id: b9fae3d1e9 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - junashiさん» ありがとうございますヽ(〃∀〃)ﾉまだ連載途中ですので気長にお付き合いください(o^^o)私、臣命なんですが、隆二くん描くの初なので、隆二くんファンの方のご意見いただけたら、嬉しいです！ (2018年8月25日 10時) (レス) id: 6683bffa0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろみ(たんこ)
| 作成日時：2018年6月29日 13時
