target 2 〜スパイの恋〜

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店員「ご案内致します。

こちらへどうぞ。」














案内された通路からは…日本庭園が見え

ベンチもあり…出れるようになっていた









木製の引き戸を開けると

スタッフも合わせて20名位だろうか。









中央に…メンバーと彼が座っていた…

入った瞬間みんな一斉にこちらを見る









スタッフ「Aさん。

お疲れ様でーす。」









「お疲れ様です。」

臣「お疲れ様です。どうぞ。」









そう言って指した場所は…彼の隣……









チャンスのはずなんだけど……

さっきの妙な含み笑いが…頭をよぎる









思わず…ほかに空いてる場所がないか…

見渡すも…空いてない。









臣「ここしか空いてないから(笑)」









岩「俺、全然スペース空けるし！

どうぞ♪ここも！」









健「そやそや(笑)なんなら兄さんの

膝の上、空いてんで(笑)ほら！」









ELLY「キャバクラ？(笑)」









こんな時、やっぱり山下さんみたいな

タイプがいてくれたら、緊張が解けて

有り難い









アタシもちょっと

ジョーダンのつもりで……









「じゃあ！失礼します。」









って山下さんへ向かおうとした瞬間…

……………‼！…………









物凄い勢いで腕を掴まれた………‼!


「うわっ‼！」









臣「……ココ！空いてるからっ‼」









一瞬…真剣なヒーローの瞳(め)に……

ドキンッとした…………///

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