ストロベリームーン FAINAL〜太陽〜[今市隆二]

156話 ページ11

ステージが終わっても

夢と現実の狭間にいるようで…

放心状態の私…。








隆二「A？」








「えっ///あ、ごめん///

ボーっとしちゃった////なぁに？」








隆二「さっきそのまま、ステージで

言おうか迷ったんだだけど、ちゃんと

2人になってからと思って///」








はにかむ隆二の顔に…私の

鼓動が早くなる………








隆二「俺と…結婚して下さい。」








思いもよらない突然のプロポーズに

足が震える……








「……///ぅそ……ほんとに…？」








隆二「ほんとに///プロポーズ

なのに指輪間に合わなくて…

ごめんね。でも…どうしても

今日言いたかったから…////」









「……私で……いいの？////」








隆二「何言ってんだよ。私で

いいのじゃなくて。私じゃなきゃ

ダメなんだよ。」








「……隆二……////」









隆二「Aとの未来以外…

考えられない。」








嬉しさと……愛しさが…溢れ出す









「………っ………ぁりがと…。

よろしく…お願いします…。」








見上げると…隆二の目にも涙








隆二「……っ。2人で泣いてりゃ

世話ないね(笑)」








見つめあって笑い合う。

再び吸い寄せられたキスは…

私達の幸せの涙が入り混じる…

少ししょっぱいキスだった……

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