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『もう…周りには
言ってよくね？』
「…噂になったら…困るよ。」
『誰が困んの？お前？、俺？』
「…もちろん…臣。」
『別に悪い事してないし困んねぇよ。
困る意味がわかんない。』
「…だって、私、周りに言ってしまったら…好きって気持ちを…
我慢できなくなっちゃうもん。」
.
『それは…困るな。』
「…でしょ？だから、」
『可愛いすぎて、だけどな。』
「…ぉみ。」
『このまま隠して過ごして、お前に誰か寄ってくる方が、俺としてはもっと困るんだけど。』
私の方が一方的に好きな感じだと思っていたから、そんな風に言ってもらえるなんて…微塵も思ってなくて…
胸が熱くなって…涙が出た。
『わっ、何、泣いてんだよ。』
「…だって…嬉しくて…っ」
『じゃあ、もういいよな？俺らの事、言って。』
私は小さく頷く。
『よしっ、お前の気が変わらないうちにメンバーに公表する。それから、俺、社内ではもう、我慢しないから。腹、くくれ。』
何かを言い返す前に、ぐいっと腰を引き寄せられたまま、会議室へ連れて行かれ…
テーブルを囲んで差し入れを食べているメンバーの所へ。
『あれ？Aちゃん飲みもん…じゃねぇな。』
って今市さん。
『どしたんすか？臣さん。』
ってニヤついてる岩田さん。
『Aは、俺の彼女だから。
みんな、触んな！喋んな！見んな！』
『ぷっ、なんやねん、今頃』
ぇ…山下さん。今頃って
『ってか、触んなはまだしも、喋んな、見んなはムリだろ笑』
ってNAOTOさん。
『宣言とか、うぜぇ〜。』
ってまた今市さん。
エリーさんが、
『あ、俺らじゃないよ？みんな、オミがメロメロなの、見てりゃわかるって？』
『は？隆二と、NAOTOさんこの間、コイツの事狙ってるって、言ってたろ。』
『あまりに、隠してるつもりみたいだったから、ちょっとおちょくりましたー』
って NAOTOさん。
『あ、でも臣に愛想つかしたら、いつでも教えてっ！』
『うるせぇ、隆二。』
『何だよ、ムカつくマジで、心臓もたねぇわ。』
なんて…臣が言ってくれた後…
岩田さんが小声で私に
『臣さん、もう、Aがいなきゃ生きていけねぇって、よく言ってるよ？』
「えっ…！？」
『あ、真っ赤な顔して、可愛い♪』
どうしよう…
死ぬほど、恥ずかしいです。
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ひろみ(プロフ) - みゆさん» 喜んでいただけて何よりです✨時間ある時、読んで下さい🥰 (2022年10月24日 16時) (
レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - short story大好きです！！パスワード解除ありがとうございます！！！またキュンキュンさせていただけて嬉しいです😊 (2022年10月24日 14時) (レス) @page49 id: 8bff029943 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - Ks411113さん» ありがとーございます‼️ショートはあまり得意じゃないけど、また書く事もあるかもしれません😊臣ちゃんですね♪了解です✨ (2022年10月22日 22時) (レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
Ks411113(プロフ) - shortstory大好きです！新作あったら嬉しいです！特に臣ちゃん希望です。Pale blueは何度読んでも涙だが出ます。 (2022年10月21日 23時) (レス) id: 009c65d6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2021年6月26日 12時
