☆10 ページ36
「…何なのよ。もう
全然、意味がわかんない。本当にやだ…ムカつく。私は、これからまだ、二次会あるの！帰って。」
『もう、いんじゃないの？出なくて』
「いいワケないでしょっ！！岩田には、関係ないっ！だから、1人で帰りなさい。」
そう言って背を向けかけた時…
ガシッ…
勢いよく右手首を…捕まれた。
いくら夜で、ここが千葉だといっても…街中はそれなりに人がいる。なのに…岩田は、気にする様子すらない。
『関係なくない。俺も行くから。その二次会。』
「は？何言ってんの？キミが行ったら、パニックが起きるでしょうが。」
『別に構わない。Aが、どうしても行くって言うなら、俺も行く。』
怒りを帯びたような、彼の真剣な瞳に…
思わず後退る私。
「……正気？」
『もちろん。』
言い出すと、頑固で人のいう事なんて…
絶対に聞かない。
こうなると、誰よりもタチが悪い。
「…どうなっても、知らないよ。」
『…いいよ。』
「……じゃあ、勝手にすれば。」
『了解』
後ろからついてくる、岩田を連れて…雑居ビルの2階にあるBARへ
入口には、2人の幸せそうな写真の、ウェルカムボード。
『…コレ、医者の彼氏？』
「…元ね。」
『…もう、ちゃんと，切れたの？』
「…さすがに不倫は…ムリ。」
『……ふぅん。Aを、そんな骨抜きにするヤツは、どんなイケメンなんだって思ってたけど、全然っ、大した事ないな。』
「そりゃ。アンタに比べたら、全員霞む
でしょうよ。」
『お？そう思う？』
「何、喜んでるのよ。当たり前でしょ」
『一般的な話じゃなく、Aがコイツより、俺の方が、カッコいいと思うか、どうかを知りたいんだよ！』
「……ばか。格が違いすぎる。」
『それ。いい意味？』
「当たり前でしょ。」
そう言うと、とても満足気な顔になった岩田。何、当たり前の事に…そんな、こだわってんだか。
でも、そうゆうとこ…可愛い。…とか…
思ってる場合じゃないか。
「そんな事より、こんなとこにノコノコ付いてきて、本当にパニックになっても知らないよ。」
『大丈夫。俺、まあまあ走れるから！』
爽やかな笑顔で、何を言ってるのか、全く意味がわからないが、いくら言っても、無駄っぽいので、放置する事にした
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ひろみ(プロフ) - みゆさん» 喜んでいただけて何よりです✨時間ある時、読んで下さい🥰 (2022年10月24日 16時) (
レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - short story大好きです！！パスワード解除ありがとうございます！！！またキュンキュンさせていただけて嬉しいです😊 (2022年10月24日 14時) (レス) @page49 id: 8bff029943 (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ(プロフ) - Ks411113さん» ありがとーございます‼️ショートはあまり得意じゃないけど、また書く事もあるかもしれません😊臣ちゃんですね♪了解です✨ (2022年10月22日 22時) (レス) id: 1c046313db (このIDを非表示/違反報告)
Ks411113(プロフ) - shortstory大好きです！新作あったら嬉しいです！特に臣ちゃん希望です。Pale blueは何度読んでも涙だが出ます。 (2022年10月21日 23時) (レス) id: 009c65d6a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひろみ
| 作成日時：2021年6月26日 12時
