【宮侑】どこみてんねん

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『できたけど、食欲ある？』


宮侑「月田さんが食べさせてくれんと、食べへんわー」



またアホな事言っとる…
いい加減せぇや…



『食べないんやったらいいわ、私がたべる』



宮侑「嘘です、食べさせていただきます」



大人しくそう言って、食べやいいのに…
と、溜息をつきながら食べてる様子を伺う


宮侑「…料理できたんな…めっちゃうまい…」


『…まぁ、お父さん仕事だし弟と妹のご飯作ってやらんと行かんしな…』



と、兄弟の話をする



宮侑「へぇー。大変やんな。なんかあったら手伝うわ」


『じゃあその時は、お言葉に甘えて。

たべたら、とっとと寝て。調子乗っとると明日も学校来れんよ。』



宮侑「…はいはーい。じゃあ寝るわ。」


そう残して、自室へ帰っていった。



‥


皿洗いとか、宮が飲むやつとか色々用意しといたし
夜は、母親が帰ってくるはずよね。


『宮、起きとる？』



宮侑「…」



寝とるか。
熱は、どうかとおでこに手を当てる。
まだ高いなぁ…申し訳ないわ。



宮侑「…つき…た…さ…」



『…ん？』



宮侑「……めっちゃ……好き…」



『…………何言うとんねん、寝言ならもう少しマシな嘘つけや…

ね、侑くん。』


はぁ、お前のせいで顔に熱がこもっとるわ。
なんでお前にだけかおあかくなるんやぁぁぁぁぁぁぉぁぁぁぁぁぁ

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