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伍話 ページ6

6月頭

野球部の合宿が始まったらしい。みんな朝からぐったりしている。

倉「朝からハードだったわ」

『朝からおつかれ』

御「今年は少し慣れたかな」

『1年からベンチに入っているやつはそう思うだろうけど、洋一は夏の合宿は今年が初めてなんだろ』

倉「ああ」

『放課後、見に行っていいか?』

倉「いいと思うぜ、一応監督には言っておく」

『頼む』

放課後、野球部のグランドへ

片「嘉田海か、話は倉持から聞いている。」

『すいません』

片「構わない。お前がいた方が川上や白州の調子が上がるから助かる」

『お役に立てているなら嬉しく思います』

川「A!来たの!見てて俺今からブルペンに入るから!」

片「お前が来るとあんなテンションになるんだな」

『なんか、すいません』

片「あとで、ノックやってみるか?」

『いや、大事な合宿なのにいいんですか?それに俺は今まで野球はやったことないんですよ』

片「体育を見ていい筋していると思ったからな」

『俺でよければ』

暫くしてから、監督の代わりにノックを打つことになった。日輪刀とは違うから慣れるまで少し時間がかかるだろう。

『えっと……お願いします?』

御「なんで疑問形?」

『こういう時なんて言うか分からないから』

御「普通にお願いしますでいいんだぜ」

『じゃ、行きます』

ノック打ち始めて数十分、みんながバテ始めた。

『なぁ、御幸。俺のノックなんか変なのか?』

御「お前のノック打球が変なところに曲がるし、打球早いからな」

『うーん。どうしたらいい?このままでいいのか?』

片「このままで構わない」

『じゃ、続き行きます』

俺はその後1時間近く打ち続けた。さすがに腕が疲労してきた。

片「ありがとな。もう終わるから上がってくれて構わない」

『はい。ありがとうございました』

俺はそのまま帰ろうとしたが、ノリに止められた。

川「おつかれ!食堂で夕食食べていけよ」

『予定があるから帰りたいんだが……』

白「夕食ぐらい食ってけよ」

『少し、連絡してくる』

皆がいるところから離れて真を呼ぶ。

『空いてる隊士に今日の任務を代わってもらえるか言ってきて貰えないか?』

真「わかった。少し待ってろ」

2,3分後、真と善逸が来た。

『善逸、すまない。代わってもらえるか?』

善「Aさんの頼みなら全力で受けますよ」

『ありがたい。頼むな』

善「はい」

俺はその後、夕食を食べ、結局自主練まで付き合うことになったのだった

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マリイ - 丹波光一郎の小説も書いて欲しいです丹波さん好きだけど小説ないんで (2020年11月2日 19時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結依 | 作成日時:2020年10月31日 18時

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