肆拾伍話 ページ46
倉持side
上弦の弐との戦いが終わったあと、映し出されたのはAたちの姿だった。上半身は裸で包帯が痛いほど巻かれてある。何故か、火を起こしている。
炭【うーん焦げくさい。もう少し寝かせて。それにしても焦げくさい 火事だ!】
炭「わ!どうしたんですか?刃毀れですか?」
義・A「止血しても血が止まらない、傷を焼く」
野球部「なぜ焼く!」
玄「呼吸を使って止めるのにも体力を使いますから、焼きてしまった方が早いんですよ」
色々と突っ込むところが多すぎて頭がパンクしそうだ。
A「お前の方が左上腕の傷もう止血しているが、まだ出血が止まらなければ焼くから脱いでこっちに来い」
だから、なぜ焼く?!
義「骨に異常はないか?」
炭「えーと、はい!打撲だけです」
あれだけの攻撃を受けて打撲だけとかどういう体してるんだよ!
A「わかっていると思うが、この戦いは序盤だ、最終目標は無駄、しかし次また上限の壱と戦うことになるかもしれない。義勇達はここに残れ。俺は止血もできたし“上弦の壱”に行ってくるわ」
義「だが!」
A「あれは俺の力が必要となる。いくら柱が5人いるとは言え、猗窩座の時と同じように強いだろう。お前らは無惨のことだけ考えろ」
炭「また後で!」
続いて映し出されたのはピンクの胸が大きいお姉さんと目の色が左右違う人。そしてAと共に走る悲鳴嶼さんや時透君の姿。
ドン
A「行冥、構わず進め!」
ドゴ タン
落とされた先にはさらに強そうな鬼
黒「お前たち名は何という」
無「…時透無一郎」
A「嘉田海A。無一郎は君の子孫だろ?………継国巌勝」
時透くんの子孫?もともと鬼は人間だったんだな。
黒「よく知っているなぁ。前世では君の姿を見ていないぞ」
A「我が家に古い書物があって読んだ。月の呼吸を使う隊士がたとな」
無「霞の呼吸 弍ノ型 八重霞」
A「静の呼吸 壱ノ型 静寂」
黒「なかなかに良き技だ…」
無「伍ノ型 霞雲の海」
黒「さすがは我が末裔 血はずいぶん薄くなっているだろうが…瑣末なこと
たとえ途絶えようとも私の細胞は増えて残っていた…」
無「おちょくっているのかな?」
A「仮に無一郎が末裔だったとしても200年経ったら君の細胞なんてひとかけらも残っていない気がするんだけどな…」
時透くんは痣を出した。
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マリイ - 丹波光一郎の小説も書いて欲しいです丹波さん好きだけど小説ないんで (2020年11月2日 19時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結依 | 作成日時:2020年10月31日 18時