参拾肆話 ページ35
準決勝が終わった夜俺は迷わず青心寮に向かった。その理由は御幸だ。
『御幸、ちょっと付き合えや。それが嫌だっと言うならお前が今隠していること言うぞ。』
御「な、なんだよ」
『ちょっと着いてこい』
俺が連れてきたのは寮生も来ないところ。
御「なんだよ」
『脇腹やってるだろ?』
御「なんで、わかったんだよ」
『庇いすぎだ。周りは騙せても俺には無理だと思え。治してやるから』
御「は?」
『目瞑っとけ。言うこと聞けないなら痛くするぞ。決勝明日なんだろ?』
御幸は渋々目を瞑った。
【静の呼吸 零ノ型 静転】
御「っえ!?痛みが引いた?!」
『取ったんだよ。明日頑張れよ。見に行けるから』
御「さ、サンキュ。」
『お前らの最高のプレー楽しみにしている。』
決勝
鬼の気配がするため、柱と炭治郎たちが護衛に着いた。
試合結果は、青道の優勝。ノリはやっぱり精神面でやられたが継投の沢村がいいピッチングしていた。打線も後半爆発し、いい試合だったと思う。閉会式が終わり両チームベンチに戻ろうとした時、気配が強く感じた。俺は素早く無線で指示した。
『選手を狙っているんだろう。面を被り、すぐに動ける準備をしろ』
すると、予測通り、鬼が出た。ほんと、日光を克服した鬼が出るなんて勘弁してよ。
『炭治郎、善逸、伊之助、選手の護衛をしろ。俺は、選手に状況を伝えたあと加戦する。』
「承知した」
俺は、すばやくぐらんどにいき、ひとつに固まるよう指示する。
『鬼殺隊のものです。これから言う指示に従ってください。従わないと命はないとお考え下さい。今、目の前にいるのは鬼です。人間の血肉を主食とします。おそらく稀血が多くいるからでしょう。もし、身の危険を感じたら大声で呼んでください。一応、優秀な3人の隊士を護衛に起きます。少し、御協力お願いします。』
片「は、はい」
『3人とも頼むぞ』
「はい」
片「あの、さっきの人は?」
善「彼は、鬼殺隊の隊士最高司令官の静柱様です。鬼殺隊で最も強く、信頼も強いお方です」
倉「鬼殺隊、静柱。助けられたの3度目だ。」
御「取り敢えず、この場は鬼殺隊の方々の指示に従いましょう。変な行動をとって迷惑かけるのも行けない気がしますし。」
やはり、日を克服した鬼は強い。ほんと、なんで今出てくるかな?マジで迷惑。しかも、みんながいる前でな。攻撃を受けるなどあってはならぬ。さて、面倒臭い任務を終わらせますか。
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マリイ - 丹波光一郎の小説も書いて欲しいです丹波さん好きだけど小説ないんで (2020年11月2日 19時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結依 | 作成日時:2020年10月31日 18時