弍拾漆話 ページ28
御幸side
片「川上!白州!」
『さっき、“に……さん……たすけて”って言った後、完全に意識を失いました。俺らが知っていることは話しますが、今は、部屋に連れて帰るのが先にした方がいいねすよね』
片「嗚呼」
白州とノリをベットで寝かして、室内練習場にいた奴らは食堂へ
御「いつも通りに練習して居たんですが、突然鬼と呼ばれる生き物?化け物みたいなのが俺らを食いに来ました。その時、鬼殺隊の方が助けてくれて、お守りをくれたあと、2人は頭を抱えてしゃがみこみました。」
倉「以前から、不思議な夢を見るんだって言っていて、その内容が前世の物だとかなんだとか」
渡「そして、2人はこう言っていました。“俺、最近変な夢を見るんだ。家が今よりも古くて、今よりも近所付き合いも盛んだったな街にいるんだ。家族は俺と弟あと兄と両親の5人で、すごく暖かい場所なんだ”っと。」
木「多分、記憶が一気に蘇ったのではないですかね」
沢「俺、Aさんからちょっと変わった話を聞いたことがあります。」
片「それは、今の話と関係あるのか?」
沢「多分、ありやす。俺がAさんの屋敷で過ごしている時に、古い写真のようなものを見てしまったんです。彼の友人が、その写真の説明をしてくれました。1枚は仲間と撮った最後の写真。もう1つは多分、家族なんじゃないかって。彼やその友人も前世というものはあると言っていたんです。生まれた時からある者もいれば、ある日突然思い出す者、徐々に思い出していく者。もし、ノリ先輩や白州先輩が前世の記憶を取り戻したとすれば、Aさんに言った方がいいかもしれないっす。彼の方がこの事には詳しいと思いやす」
嘉田海が?まぁ、そうか。前世のことを聞いた時、明らかに様子が違っていたしな。
片「御幸、倉持、明日嘉田海を寮まで連れてきてくれ」
倉「『はい!』」
監督が食堂を後にしたあと、俺らはただ、黙って突っ立っていた。
沢「てか、倉持先輩、鬼の存在知っていたんですね」
確かにな
倉「襲われたのは2回目だ。その時も、あの鬼殺隊の人に助けられた。」
へぇー、そうなんだな
沢「案外、身近人かもしれないっすね。同じ人に助けられるなんて」
いや、シャレになんねぇぞ。もし、おったら怖いぜ
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静の呼吸
壱の型 静寂
弐の型
参の型
続きは後ほど
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マリイ - 丹波光一郎の小説も書いて欲しいです丹波さん好きだけど小説ないんで (2020年11月2日 19時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結依 | 作成日時:2020年10月31日 18時